ランチ中の彼の許せない行為
お店に入っても、彼の大声は変わらないまま。彼の声は店内中に響きわたり、私は周りの人たちから白い目で見られて、恥ずかしくてたまりませんでした。
そして、料理が運ばれてきたあとに、とんでもない事実が判明しました。なんと、彼はくちゃくちゃ咀嚼音を立てて食べるクチャラーだったのです! 食事中も彼の大声でのおしゃべりは止まらず、言葉を発するたびに彼の口の中が丸見え。「くっちゃくっちゃ」という音がずーっと聞こえてきて、私はすっかり食欲が失せてしまいました。彼のことが生理的に無理だと思った私は、もうこれ以上一緒にいても仕方がないと思い、彼が食べ終わった瞬間に「家族が体調を崩した」という口実で帰ることにしました。
ところが、お店を出たところで、駅へと急ぐ私を彼が引き止めます。そしてあろうことか、モジモジと時間をかけて告白してきたのです! 実際に会って彼への気持ちが一気に冷めてしまった私は、「ごめんなさい」とキッパリお断りし、逃げるように帰宅しました。
まとめ
彼からはその後も連絡がきましたが、私からの返信がなかったのであきらめてくれたようです。これ以降もマッチングアプリを活用しましたが、実際に会ってみるまでは相手に期待しないようにしよう、と心に誓いました。ちなみに、そのあと1人だけマッチングアプリ経由でお付き合いした男性がいます。彼とは結婚の話も出ましたが、仕事の関係でお別れしてしまいました。
結局、マッチングアプリとは関係ないところで出会った男性と結婚し、今は夫婦で仲良く暮らしています。
文/ぴろたろうさん
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