
30代に入った私が婚活で出会ったのは、クズ系男子! しかも立て続けのマッチングでした。これをきっかけに婚活を中断して、改めて自分の価値観、大切なことを見つめ直すことに。するとこれまでの行動が変わってきて……。
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良縁に恵まれず婚活を中断して自分を見つめ直す
20代は仕事に、30代になってからはアプリを使った婚活に猛進していた私。
だけど、このころアプリで出会った男性が、お酒に溺れて本能のままに行動する人だったり、付き合っていたはずが一緒に宿泊した翌日から音信不通になってしまったりと、誠意のない振る舞いをする人が立て続いて……。
そんな苦い経験をきっかけに「しばらく婚活を中断しよう」と、登録していた婚活アプリから退会。改めて自分自身を振り返りました。「私は周りの人を大切にできているのか」と。私のことが大切だと思ってもらうためには、まず自分が周りの人を大切にしなければいけないと思ったのです。
そして、新しい出会いを求めるよりも、家族、同僚、趣味のダンス仲間など、老若男女問わず、周りの人と過ごす時間を大事にしようと決意! それからは、新たに出会った男性と食事の約束をすることがパッタリなくなり、男性とごはんをともにするのはほとんど同僚という限定されたものになっていました。
すると、思ってもみなかったところで出会いが待っていたのです!
体に変調がきて整骨院に通うことに
20代の後半をひたすら仕事に突き進んでいた私は、30代に入ってその代償が体に現れ、足に痺れが出るようになります。整形外科を受診すると、椎間板ヘルニアの兆候が見られるとの診断。なんとか早く症状を取り除きたいと思っていたところ、偶然ポストに入っていた整骨院の体験チラシが目に留まり、試しに行ってみることにしたのです。32歳のときでした。
半年ほど通い続けたころ、ずっと担当してもらっていた先生が退職され、私の担当は副院長に引き継がれることに。「波長が合わなければフェイドアウトすればいいか」と思いながら次回の予約を取って、当日、整骨院に行ってみると……。
迎えてくれたのは、いつも整骨院に行ったときに笑顔で挨拶してくれていた人! 当時28歳の男性でした。「この人が副院長だったのか! 気さくで話しやすいし、彼だったらこれからも通院できそう!」と好意的な印象を抱いた私。治療も、彼に代わってから数カ月で足の痺れが完全になくなったことで、彼に対する尊敬と信頼感は倍増! 趣味で習っていたヒップホップダンスの先生にも、この整骨院を紹介したほどです。
ちなみに、このころは毎週ダンスレッスンの終了後に、先生と生徒数名でお酒を飲みながらごはんを食べて帰宅するのが恒例でした。私以外はみんな40代女性の生徒さんでしたが、これがいつも楽しくて! お酒好きなダンスの先生が、治療中にそんな話を副院長にしていたようで、なんと後日、彼がその食事会に参加することになったのです!
お酒が強く、人懐こい彼は、すぐお姉さま方の人気者になり、それからはほぼ毎週、彼を交えて食事をするように。私とも友人関係が深まっていったのです。
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