
地元が大好きな私は、子どものころから出身地が近い人と結婚したいと思っていました。一目惚れをした彼にすら、出身地と転勤の有無を確認しお付き合いを始めたほどです。結婚し、彼のもとへ引っ越しましたが、そこは私の地元へ車で2時間ほどで行ける場所。「地元に帰れる距離だし」と思っていたのですが、予想外のことが起きたのです。
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「僕のすべてを見てほしい!」えぇっ!?結婚前、彼が私に見せたのは…
夢に見たような結婚生活
始まった新婚生活は想像以上に楽しく、結婚後も2人でたくさん外出をしました。実家へはドライブがてら帰れる距離で、地元での飲み会にも気軽に参加でき、私にとっては夢にまで見たような結婚生活でした。
そして、結婚してから約2年が経ったある日。待望の第一子を授かり、「いざというときには両家を頼りつつ、楽しく育児ができたらいいな」と思っていました。しかし、その夢は幻となってしまったのです。
夫の転職をきっかけに…
当時、夫はいわゆるブラック企業に勤めており、このままでは命に関わるのでは!?と思うほどの激務ぶりでした。そこで夫婦で話し合い、子どもが生まれる前に転職を決意。ところが、夫が強く希望している会社は勤務条件や理念は理想的だったものの、なんと全国転勤に対応可能であることが採用の条件だったのです。
転勤があってもやりたい仕事を見つけた夫。しかし地元に残りたいという私の思いもわかってくれており、私の様子をうかがってくれました。私は夫にやりたい仕事を頑張ってほしいと思ったので、「全国転勤、せっかくだから楽しもう」と夫の背中を押すことに! 無事に内定をもらった夫は、私の決断に感謝してくれました。
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