サプライズに運命を感じて
彼からは「ごめん、今日、仕事が長引いて」と言われましたが、冷たい返事しかできない私。
すると電話越しに聞こえるBGMがとても賑やかなことに気づきました。「本当に仕事してた? うしろから聞こえる音が騒がしいよ」と不貞腐れたように言うと、後方から「お待たせです!」と聞き覚えのある声が……。振り向くとそこには彼の姿がありました。
私は驚いて、「え! なんで? 仕事は? え! どうして?」とパニックに。それと同時にやっと会えたうれしさから外にもかかわらず泣いてしまいました。
遠距離前は半同棲をしていた私の家に、3日後に来てくれる予定でした。それを、サプライズのために早く帰ってきてくれ、私を驚かせるために電話も出ずメールも返さなかったようです。家に行く前に「久しぶりだからビールでも一緒に飲もう」とスーパーに来たら、私を見つけたとのことでした。
彼に会えたうれしさから、私は落ち込んでいた気分が一瞬で回復。同時にスーパーで会えた奇跡に運命を感じ、「この人はやさしくて私の気持ちにも寄り添ってくれる。そして何よりこの運命的な出会い。私はこの人と絶対に結婚する」そう思いました。
まとめ
それから1年後、プロポーズしてもらい彼と結婚。あのとき、私が実家に帰ることを選択していたら、スーパーで会う奇跡はなく、また状況が変わっていたかもしれません。スーパーを選んだこともまた運命だと思いました。
また遠距離恋愛で究極の寂しさも味わったからこそ、お互いのやさしさを身に染みて感じれられたと思っています。
著者/平津光歩
作画/ちゃこ
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