
夫は以前、いわゆるブラック企業に勤めていました。今は転職したおかげで健康的な生活を送れているものの、新婚当時はほとんど家におらず寂しい思いをすることがありました。何回も「結婚した意味ある?」と思いましたが、そのときの経験が今の夫婦関係にいい影響を与えてくれていて……。
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※コロナ禍前の体験談です
夫婦の時間がほとんどない新婚生活
当時の夫は、朝の5時半に家を出て、日付が変わる直前に帰宅する日々を送っていました。休みも少なく、たまに夜勤があり、人手が足りないと休日出勤をすることも。日に日にやつれていく夫が心配でたまりませんでした。
遠距離恋愛を経て結婚したので、毎日会える結婚生活は幸せだろうと思っていた私。しかし、朝のお見送りと、帰宅後の食事時間30分ほどだけ顔を合わせる毎日に、思わず「理想の結婚生活と全然違う!」とショックを受けました。しかし、理想と現実のギャップは勝手に埋まってくれません。
理想を捨てる
そこで、新婚早々に「理想の結婚生活」を諦めることにしました。決して投げやりになったわけではなく、私の場合、夫を支えるにはどうするのがベストなのかを考えることにしたのです。私は結婚を機に専業主婦になったこともあり、
・夫にはなるべく家のことで負担をかけないこと。
・休日は、夫の「したいこと」を優先すること。
・夫の勤務中は、私が自由に過ごす時間にして、私自身が笑顔でいられるようにすること。
当たり前のことなのかもしれませんが、この3つを徹底的に心がけるようにしました。すると、夫も少しずつ余裕が生まれ出したのでしょうか、2人で会話をすることや外出する機会も増え、共通の趣味である飲み歩きを楽しめるようになりました。
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