
付き合っていたころは気づきませんでしたが、結婚してほとんどの休日を夫と共に過ごすようになってから、夫は歩くことが好きすぎることがわかりました。そんな夫と、ある日ラーメン屋まで歩いて行くことになり……。
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歩いて行けそう…だと思った
一緒に暮らし始めて間もないある休日、夫が「ここのラーメン屋さんに行ってみよう」と提案してくれました。ラーメンが大好きな私はウキウキで快諾! 行き方を調べながら「ちょっと遠いけれど歩いて行けそう」と言う夫に、方向音痴な私は特に地図を見ることもなく、ついて行けば大丈夫だろうと夫に任せっきり。
私自身も歩くのは好きなほうですし、「いいお天気だし、たくさん歩けばラーメンもよりおいしく食べられるね」と呑気に考えていました。
歩いても歩いても
たわいもない話をしながら歩いていると、あっという間に隣駅に。しかし、夫はまだまだ先へ進んでいきます。「あとどれくらいで着く?」と尋ねると「まだ半分も来てないよ」とのこと。スニーカーで来てよかったと、このときの私にはまだ余裕がありました。
それから、歩いても歩いてもまったくお店に着く気配がありません! 季節は初夏、暑いし足も疲れてきました。どんどん周りの景色が畑だらけになってきて、バス停さえも見当たらなくなってきたころ……「今で半分くらいだよ」とまだまだ元気そうな夫に言われたときには「やっと着くぞー!」といううれしさよりも「もう引き返せない」という感情でした。
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