束縛をするのは相手を信用できていないから
その後、私が自分以外の男性と遊びにいっていることを知った、彼氏は大激怒。「どうして! 俺がいるのに……!」と私が浮気したとでも言わんばかりに責め立ててきました。
しかし、私も負けじと「もっと自由にいろいろな人と遊びたい!」と主張。結局、話は平行線のまま、私たちのお付き合いは一年ももたずに破局を迎えました。
彼氏が束縛をし続けた理由は、きっと私のことが好きだったからというよりも、相手のことを信用できず、自分の管理下で支配しておきたい、という欲求があったからではないかと思っています。
それに比べて、今の夫は付き合い始めた当初から「僕は束縛したくない。お互いの嫌なことはせず、お互い自分らしく付き合っていきたい」と宣言していました。これは、きっと自分のことも相手のことも信じられるから出てきた言葉なのだと思います。
まとめ
若いころの苦い恋愛経験から、相手にどれだけ自由を与えられるかが、本当の愛情の大きさを測るものさしなのだと感じています。あの束縛男とのお付き合いがあったからこそ、そのことを知り、おかげで今幸せな結婚生活が送れているのかもしれない――。そう思うと、あのころの理不尽な束縛も、巡り巡って自分のためになっているのかも知れないなと思っています。
著者/mgmg
イラスト/塩り
★結婚の体験談&マンガを読むならこちら
コメントを書く