夫と結婚して3年。夫婦円満に暮らしている私たちですが、お互いの家庭環境の差を感じることが多々あります。そのうちのひとつが「行事や贈りものに対する考え方」。私の実家は、行事に対してあまり関心がなかったのですが、夫の実家は行事をしっかり楽しむタイプだったようで……!?
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行事に関心のない私の実家
私の実家は、誕生日やクリスマスといった行事ごとにまるで関心がありませんでした。子どものころ、親に「今日は私の誕生日だよ! 」と言って自分からアピールをしたことがあったのですが、「〇歳になったね。おめでとう」という言葉だけ。誕生日ケーキを食べたり、プレゼントをもらったりすることはありませんでした。
そんな私でも正月には、おせち料理を食べた記憶があります。しかし、それは祖母の家で過ごしていたからで、実家だったらおせちを食べることはなかったのではないかな……と思っています。当時、祖母がおせちに入っている食べ物の意味を教えてくれたことを今でも覚えています。
このように、行事にあまり関心のない家庭で育った私。しかし、それを寂しいと思ったことはありませんでした。むしろ、それが普通なのだと思っていて……。
お祝いを大切にする夫の実家
そんな私が結婚して最初に驚いたのは、実家と義実家の「行事への関心度の差」です。夫の誕生日には、義家族から「おめでとう」と必ず連絡がきます。そして義両親の誕生日には、当日にプレゼントが届くよう夫がプレゼントの手配を始めるのです。
そんな夫にとっては、母の日や父の日にもお花やお酒などのお祝いの品を送ることを当たり前だと感じているようで……。
あるとき、義父の還暦祝いに、子夫婦みんなで高級なお酒を送ろうと夫に提案されました。私の実家や親戚は、還暦という節目をきちんとお祝いするという習慣がなかったため、そこでも行事への関心に差を感じてしまいました。
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