「常識」や「普通」の基準は家庭によってそれぞれですが、私がそれを強く感じたのが結婚の挨拶でのことでした。両家であまりにも違った雰囲気だったことに驚き、「自分の中での常識がすべてではない」と思った大切なエピソードです。
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結婚が決まり、最初の難関は…
結婚が決まってからの最初の難関といえば、両家への結婚の挨拶。交際中から何度かお互いの実家には行ったことがあったので、何となくご両親の雰囲気などはわかっていましたが、結婚の挨拶となるととても緊張しました。
私以上に彼のほうが緊張していたようで、私の実家に来る際の服装や手土産を事前に詳しく私に確認している彼の姿を見て、やはり結婚の挨拶は人生の一大イベントなのだなと、私も緊張が高まりました。
田舎の厳格な家だったわが家
私の実家はのある地域はどちらかというと田舎で、両親も真面目で厳しいタイプの家庭でした。門限も厳しく、テレビもあまり見ない、常にクラシック音楽が流れているという雰囲気の家です。
結婚の挨拶のとき、彼はスーツ姿で手土産を持って訪問。応接室にあがってもらい、母がお茶を出して、私の父と少し雑談してから彼が「お嬢さんとの結婚を認めてください」と正座で頭を下げました。
父が「よろしくお願いします」と返事をし、母は涙ぐんでいました。私にとってはまさに絵にかいたような結婚挨拶の形でした。
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