
これまで大小さまざまな目標を掲げては、達成のために走ってきた私。でも、30歳を前にしてやりたいことがなくなってしまって……。「次は何をしようかな」と考えていたところに、お付き合いしていた彼がふとこんなことを言ったのです。
発端は、ちょっと変わった彼のひと言
私は、目標があると頑張れるタイプ。これまでも「好きな仕事に就く」「海外旅行に行く」といった目標を立てては、それぞれクリアをするために努力し、実現してきました。
ところが、20代後半になって、目標がなくなってしまったのです。そして「次の目標は何にしようかな……」と考えていたとき、彼がこう言うのです。
「次にやることないなら……結婚する?」
初めて結婚と出産を意識
彼は、5年ほどのお付き合いをしてきた人。彼からプロポーズされるまで、私は結婚願望がまったくありませんでした。だけど彼に「結婚する?」と言われて初めて結婚を意識するようになり、これからの人生を考えたら、「子どもが欲しい」と思うようになったのです。こうして新たな目標ができました。
「次の目標は、自分の子どもを授かりたい!」。28歳での決意でした。
そのためにまず始めたのが片付けです。当時彼は、子どものころからお母さんと妹さんとで住んでいたアパートでひとり暮らしをしていたのですが、そのアパートには家族の荷物がありすぎたのです。そこで、2人で一緒に暮らすために、毎週末、半年ほどかけて彼の家を片付け。片付けが終わったあと、晴れて私の実家近くで同棲を開始しました。
片付けの合間を縫って、親たちへの挨拶も済ませ、29歳で無事に入籍をしました。
不妊治療を経て出産
実は、入籍する前、部屋の片づけを始めたころから「赤ちゃんが授かればいいな」と思っていたのですが、そのまま1年が過ぎてしまい、気が付けば30歳。避妊せずの性生活が1年以上もあったのに妊娠しなかったことから、不妊治療を開始。
そして31歳のとき、無事に子どもを授かることができました!
「子どもを授かりたい」という目標を定めてから、達成するまでには3年という時間がかかりました。思わぬ不妊治療などもありましたが、今となってはいい経験ができたと思っています。
まとめ
私たちは、結婚式も挙げていなければ、結婚指輪もありません。仕事の関係や家族の事情で私自身で決めたことなのですが、いまいち結婚した実感を得られませんでした。でも、不妊治療を経て、夫婦の間に子どもが生まれたことで、家族としての一体感が出たような気がします。
文/植木 健美さん
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