夫とは再婚同士の結婚で、約3年間の同棲を経て結婚に至りました。お互いバツイチだからこそ、恋愛や再婚には慎重な気持ちがありましたが、同棲期間を通して気持ちの変化が生まれたのです。
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バツイチ同士の恋。彼から同棲の提案が!
私と彼は、お互いが離婚後一人暮らしをしている状態で知り合いました。彼は前回の結婚生活中にマンションを購入しており、そこに一人で住んでいたのです。私の一人暮らしのハイツとは、車で40分ほどの距離。電車では行くには不便な場所で、交通費もかかることを気にした彼がある日、「一緒に住んだほうが生活が楽にならないか?デート代も浮くし、俺のマンションにいつでもおいで」と言ってくれたのです。私は彼に信頼を寄せていましたし、確かに生活費が大変だったのでうれしい提案でした。
経済面以外にも、同棲したいと思った理由があります。実は彼から同棲を提案される前から、彼の食生活が気になっていました。いつもインスタント食品やコンビニのお弁当ばかり食べているようで、栄養面も偏りそうと気がかりだったのです。また、彼の部屋に遊びに行くと、いつもバームクーヘンなど甘いお菓子が山盛り。どうやらお菓子で空腹を満たしていたようで、彼の体調が心配でもありました。同棲していれば毎日食事を作ってあげられます。彼の健康面を考えても、一緒に住むほうがメリットがあると思いました。
もちろん、いつも一緒にいられるようになることも幸せでした。住んでいる場所も距離があり、お互い仕事も忙しかったので、デートできるのは月に2回ほど。もう少し一緒にいられる時間が長ければいいねと普段から話していたので、彼との同棲には前向きな気持ちしかありませんでした。
同棲は結婚前に相手をよく知るための準備期間?
実は彼も私も、あまり再婚したい気持ちはありませんでした。お互い、前回の結婚がうまくいかなかった理由は配偶者の親と折り合いが合わなかったことです。結婚すると夫婦だけでなく相手の家族とも付き合いが生まれます。スムーズに関係性が築ければ良いですが、なかなか簡単にはいかないことを痛いほど知っている二人でした。同棲までなら、そこまで相手の親との距離は近くなり過ぎません。また同じ失敗をしたくないという気持ちから、同棲中にお互いの親や親戚関係について様子を見たかったというのも、同棲を決めた理由のひとつでした。
私は、同棲はお互いが経済的に自立した状態で成り立つものだと思っており、これは結婚とは違う点だと思います。そのため、私たちの同棲生活でも、財布はまったく別にすることにしました。
私も彼も自分で稼いだお金で生活します。マンションのローンは今まで通り、彼が払いますが、それ以外はほぼ折半で生活することにしました。お互いの通帳もそれぞれが管理する形です。私にとっては、家賃の負担が減りとてもラクになったので、ありがたかったです。一人暮らしに慣れていたので窮屈になるかなと思っていましたが、お互いに自立した形での同棲はとても心地良かったです。
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