時間との闘い
この日は生理予定日の2週間以上前であり、ナプキンは持っていませんでした。しかもクッションに血が付くということは、もちろん下着やズボンも汚れているということ。家に帰って服を着替えなくてはいけません。でも、そんなことをしていたら遅刻してしまうのでは?と頭が真っ白になりました。
家に帰るまで車で10分、着替えるのに5分、家から職場まで1時間、間に合うのか? いや、間に合わせるしかない!! そこからは無我夢中でした。急いで帰宅し着替え、ナプキンを準備して職場へ。朝、余裕を持って出発していたため、何とか遅刻せずに職場に着くことができました。
まとめ
生理周期が規則的だからと、ナプキンを持ち歩く習慣がなかった私。まさか社会人になってすぐに、生理周期が乱れるとは思っていませんでした。
学生から社会人になるという大きな環境変化で体がストレスを感じ、ホルモンバランスが崩れたのかもしれません。女性の体は繊細であることを学び、それ以降は常にナプキンを持ち歩くようになりました。
著者/井上栞里
イラスト/塩り
監修/助産師 REIKO
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