弟の態度に変化が
もともと弟は控えめで大人しく、やさしい子でした。そのため、私が初潮を迎えてすぐのころは、生理痛で寝込んでいると「しんどいの? 大丈夫?」とよく心配してくれたことを覚えています。
しかし、弟も成長し9歳にもなると「毎月寝込むなんておかしい」と私に違和感を持ったのでしょう。ある生理中、私が「おなかが痛いから今日は遊べないよ」と伝えると、弟は「そんなにしょっちゅうおなかが痛くなるはずない。姉ちゃんは仮病だ!」と言って怒り出したのです。
弟に生理を教えようと決意する
「仮病だ」と言われた私はショックを受けましたが、同時に「弟は学校にいる女の子にも同じように接しているのだろうか」と心配になりました。
9歳という弟の年齢は、生理が始まるクラスメイトも現れるタイミングです。弟は生理がどのようなものかを知らないから乱暴な態度をとるわけですが、知らないからといって何を言っても許されるわけではありません。
「このままだと弟はクラスの女の子にもひどい対応をするかもしれない」と考えた私は、弟に生理について教えようと決意しました。
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