
高校生のとき、私は周りに生理だと悟られるのが恥ずかしく、新しいナプキンに取り替える回数を最低限にしていました。しかし、新しいナプキンにあまり替えないことが原因で友人からショックなひと言を言われてしまったのです。
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同性の友人にも相談しづらくて
思春期だった高校生当時の私は、生理でおなかが痛いことや眠気があることなどを話題に出すことになんとなく恥ずかしさを感じ、仲のいい友人にも相談することができませんでした。ナプキンの入ったポーチを持ってトイレに行くことで周りに生理だと悟られるのではないかと思い、トイレに行く回数は本当も必要最低限にしていたほど。
あまりナプキンを取り替えないためか自分でも経血のにおいがわかってしまうことがあり、そのときは周りにあまり人がいないときなどタイミングを見計らって急いでトイレに駆け込んでいたのです。
「におわない?」まさか、私!?
ある日、仲の良いグループではないものの会えば普通に話をする友人Aさんと放課後2人で教室に残っていたとき事件は起きました。Aさんと文化祭で使う旗を作っているとき、Aさんが急に「なんだかにおわない?」と私に聞いてきたのです。
Aさんの言葉にドキッとして血の気が引いていくのを感じました。私はその日生理中。トイレにはお昼休みを最後に行っていなかったことや、旗作りをしていたとき床に座っていて、いつもよりAさんとの距離が近いことなど自分の生理のにおいだろうと思い当たる節が多々ありました。
Aさんからの質問に私はなんと答えていいのかわからず一瞬固まってしまいましたが「ごめん。生理中なんだけど、新しいナプキンに替えるの忘れてた……」とAさんに伝えました。
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