人生最高の滑りキター!
一緒に来ていたのは、女友だちとその彼氏。男性も一緒だったので、とても急に生理になったこと、そのため早くショップに行きたいことを言い出せる雰囲気ではありませんでした。
そこで私は「久しぶりだからワッーと一気に滑りたいな~、ちょっと……先に行くね!」と言い残し、2人を置いてひとりショップを目指し、コースを滑り出しました。このときの滑りは「私ってこんなにじょうずだったっけ?」と自分もで驚いてしまうほど、それまでのスノボ人生で一番速く、安全に最短ルートで滑り降りることができました。
結局、一度も尻もちをつくこともなく無事にショップまで着き、ナプキンと新しいタオルを購入! とりあえずトイレでナプキンを使い、さらにゲレンデを下ったところにあるロッカールームに向かい、持っていた新しい下着に着替えました。
そんなこんなであれこれ対処していたので、頂上付近に残してきた2人に会えたのはだいぶあとになってからでした。「気付かれたかな、心配させたかな?」と思いましたが、女友だちからは、こっそり「気を利かせてくれてありがとう!」とひと言。意図していないところからの感謝を受けたのでした。
当時はかなり焦った出来事でしたが、今となっては笑いがこみ上げる良い思い出です。
監修/助産師REIKO
——–
著者/oniko
★生理の体験談&マンガを読むならこちら
コメントを書く