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私の夫は「察する能力」が異常なまでに低いです。自分自身の言動を周囲の人がどう思うか考える前に言葉を口にして、それが私の怒りに触れることも。そんなある日、食事中に夫から衝撃的な発言が……!?
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夫は何でもすぐ言葉にしたり、行動に移してしまうタイプ。腹の中に抱えるものがなく、表裏のない素直な性格と考えるといいのですが、素直すぎるがゆえにそれが私と衝突する原因になることもよくあります。
結婚当初は、家事や育児に追われる私のすぐそばでスマホゲームをするのは当たり前。週末は夫自身がリフレッシュすることだけに使っていて、家族で一緒に過ごす時間をなかなかつくってくれないなど、私の不満エピソードをあげればキリがありません。
そのような夫に対し「そんな行動をとる前に、もうちょっと考えてくれたらいいのに」とよくイライラしていました。そして、イラつくと黙ってしまうタイプの私は、夫の言動に不満を抱えても、言葉にして夫に伝えるということをしていませんでした。
そのため、夫に対する不満はたまる一方で、私は常にイライラ。小さなことで何度も何度も喧嘩をしてきました。
そんなある日、事件が起こりました。私はいつも夫や子どもの健康に気をつかって食事の準備をするのですが、好き嫌いの激しい夫は食べられないものも多く、メニューを考えるのはひと苦労です。
この日も良かれと思って作った料理に対して、「味付けが」「食感が」「実はこの食材も嫌いで……」と文句を言い、せっかく作った料理を残されてしまって……。
あまりにも私の料理に文句を言い続けるので、私は「家族の健康を考えながら、献立を考えて食材買いそろえているんだから、一生懸命調理してる私の身にもなってほしい。文句を言うなら私の代わりに献立を考えて」と夫に対して、珍しく思いをぶつけました。
すると夫は「健康管理なんて頼んだ覚えはない! 俺は別に毎日レトルト食品やうどんで構わないし、買い物や調理が面倒だというなら作らなくていい。レトルト食品やうどんのほうがおいしいし、好きだ」と答えたのです!
「毎日レトルト食品かうどんでいい」という夫の発言に私はショックを受けました。自分の料理の味やこれまでの努力をすべて否定されたように感じたのです。
怒りのあまり夫に返す言葉も出ず、翌日から夫にはうどんとレトルトカレーを提供し、自分と子どもの分だけごはんを作るようになりました。
それから1週間が経ったころ、夫は「さすがに毎日レトルトカレーとうどんだけだとつらい」と「君の手料理が食べたい」と言ってきました。しかし、私の怒りは収まっておらず「私の手料理よりレトルト食品かうどんでいいと言ったのはあなたでしょ。自分の言葉に責任持ってよ!」と、夫を許すことはできませんでした。
すると、夫は「だからこんなに毎日レトルトかうどんだったのか」と、当時の自分の発言を忘れている様子でした。夫が忘れてしまうような言葉であっても、私はその言葉にどれだけ傷ついたことか……。
自分の発言を忘れているような夫に対して「自分の言動が相手にどんな影響を与えるか、口に出す前にしっかりと考えてほしい」と伝えました。
すると、夫は自分の失言を認めて私に謝罪しました。そして「これからは口に出す前に気をつけるようにするけれど、もし嫌な思いをさせてしまうことがあれば、嫌な気持ちになったことを伝えてほしい」「俺に何かしてほしいときはそれを言葉で伝えてほしいな」と、今後のための対策を提案してくれたのでした。
この事件以降、夫にイラッとしたときには勇気を出して「今ムカついている!」と伝えるようにしています。そこから喧嘩になってしまうこともありますが、正直な気持ちを伝えたほうが、喧嘩が長引かず、これからの改善策も見つけられるようになりました。
著者/まさの
イラスト/すうみ
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