クラブで出会った真面目な彼。友人の後押しで連絡先を交換し、後日ふたりきりで会ってみたら…!?
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結婚前から、お金に対して細かかった夫。とはいえ、ケチというわけではなく、むしろ堅実なタイプだったため、私はそこまで気にしていませんでした。
しかし結婚後、ある出来事をきっかけに、夫の“お金チェック”がさらに加速していって……。
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夫とは、社会人になってから知り合いました。付き合っていたころから、「どうすれば効率よくお金を使えるか」をよく考えている人で、普段の買い物でも数十円単位で値段を比較するタイプでした。
ただ、夫に対して「ケチ」という印象はありませんでした。安い物をたくさん買うより、本当に気に入った物を長く使いたい――そんな考え方で、必要なところにはしっかりお金をかける人だったからです。
デート代を多めに出してくれたり、私が欲しがっていた物をプレゼントしてくれたりすることもありました。そのため私は、「ちょっと細かいけど、しっかり者なんだな」くらいに思っていたのです。
結婚後は、夫から生活費を受け取り、その範囲内で私がやりくりするスタイルをとっていました。私のお金の使い方について、夫が口出ししてくることもなく、夫婦関係はとても平和だったと思います。
そんなある日、夫が会社で経理関係の部署へ異動することになりました。
「簿記を勉強しないとまずいかも」。そう言って夫が簿記の参考書を買ってきたのです。
すると夫は、「実際に自分のお金を記録したほうが勉強になる!」と思いついたらしく、自分のおこづかいの収支を会計ソフトに細かく入力し始めました。
仕事から帰宅すると、レシートを並べてパソコンに入力。さらに、「財布の残高」と「会計ソフトの数字」が一致しているかまで確認するようになりました。
最初は「勉強熱心だなぁ」と感心していたのですが……。
しばらくすると、夫の“記帳生活”はどんどんエスカレートしていきました。
スマホ版アプリを入れてからは、外出先でもその場で入力。食事代を払えば、「〇〇円、飲食費っと」。コンビニで買い物をすれば、「これは雑費かな?」と、まるで実況中継のように、お金の記録を始めるのです。
さらに、財布の残高が合わないと、「2円足りないんだけど、どこで使った?」「なんでちゃんと管理できないの?」と、“私に非がある”前提で聞かれることが増えていったのです。
もちろん、夫に悪気があったわけではないと思います。ただ、1円、2円の違いを何度も確認されるたびに、責められているような気持ちになってしまいました。
休日のお出かけ中でも、夫はスマホを見ながら「計算が合わないな……」とぶつぶつ。楽しいはずの外出中まで、お金の話ばかりになってしまい、私は次第に疲れてしまったのです。
最初は「まあ、勉強も兼ねてるんだろうし」と流していましたが、ある日ついに我慢の限界がきました。
「1円や2円くらい、もういいでしょ!!!」思わず大きな声で怒ってしまいました。
すると夫もハッとしたようで、「そこまでプレッシャーをかけてたつもりはなかった……」と反省した様子でした。
それ以来、夫は以前ほど細かく確認してくることはなくなり、“ほどほど”を意識してくれるようになりました。
当時は、「細かすぎる!」とイライラしていた私ですが、今振り返ると、夫のおかげで家計管理への意識が高まったのも事実です。
実際、無駄づかいはかなり減りましたし、「なんとなく使うお金」を見直すきっかけにもなりました。
ただ、何事もやりすぎると、周囲を疲れさせてしまうもの。お金の管理も大切ですが、それ以上に「一緒にいる人が心地よく過ごせるか」を考えることが、夫婦にとっては大事なのだと感じた出来事でした。
著者:江口りん子/40代女性・1児の母。ライター歴10年。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
※AI生成画像を使用しています
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