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友人の紹介で知り合った年下の彼との初デート。前日に仕事のトラブルが発生し、ほとんど眠れないまま朝を迎えました。さらに当日もバタバタと仕事を終わらせ、そのまま待ち合わせ場所へ。
「いい出会いになればいいな」と楽しみにしていたのですが……。その夜は、まさかの失敗で忘れられない出来事になってしまったのです。
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彼との初デートは、落ち着いた雰囲気のお店での食事でした。年下とはいえ、話し方や気づかいがしっかりしていて、第一印象はとても好印象。
会話も自然とはずみ、ついついお酒が進んでしまったのです。寝不足と疲れも重なり、気づけば思った以上にお酒が回ってしまいました。
その結果、途中から一気に体調が悪化。吐き気が止まらなくなってしまったのです。
そんな私の様子に気づいた彼は、すぐに無理をさせないよう気づかってくれました。帰り道もずっとそばで付き添いながら、「大丈夫?」と何度も声をかけてくれたのです。
途中でどうしても限界が来てしまったときも、嫌な顔ひとつせず、「少し休もうか」「誰か呼んだほうがいい?」と落ち着いて対応してくれました。
本来なら引かれてもおかしくない状況です。こんな情けない姿を見せてしまった自分に落ち込みながらも、彼の対応に「本当にやさしい人なんだ」と感じたことを覚えています。
帰宅後も彼からは「無事に着いた?」「体調大丈夫?」と連絡があり、申し訳なさと同時に、その優しさが心に残りました。
そして翌日、「体調はもう大丈夫?」と電話をくれた彼。改めて謝罪とお礼を伝えると、少し間を置いて、思いがけない言葉が返ってきたのです。
「昨日のことも含めて、もっと一緒にいたいと思った。よかったら、付き合ってください」
まさか、あんな失敗をしたあとに告白されるなんて思っておらず、驚きで言葉が出ませんでした。
その後、私たちはお付き合いをスタート。今ではあの初デートの出来事も笑い話になり、共通の友人たちの間では“伝説の初デート”として語られています。
当時はただただ申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、彼にとっては「あの状況で引かなかったのは初めてだった」とのこと。
完璧な自分を見せることができなくても、そのときにどう向き合ってくれるかで相手の本質は見えてくるのだと実感した、忘れられない初デートの思い出です。
著者:桜田麗香/20代女性・結婚2年目、フリーランスピラティスインストラクターとして働いている。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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