両家顔合わせの翌日。病院に行くと「骨折しています」⇒両親の発言に耐えられず…僕は!?
交際していた彼女と婚約し、両家顔合わせをすることになりました。両親同士は以前から面識があり、食事会も和やかに始まったのですが……。お酒が進むにつれ …
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その瞬間、兄が近寄ってきました。そして、A子さんに向かって「だったら俺も帰るから。披露宴はこれで終わりにしよう」と告げたのです。
A子さんは「えっ? 何を言ってるの?」と慌てており、彼女の家族も「まあまあ」と兄をなだめようとしました。けれど、兄の表情は変わりません。
「僕たちは早くに親を亡くして、支え合って生きてきたんです。弟を傷つける人と、人生を歩むことはできません」
兄の言葉を聞いた瞬間、こらえていたものがこみ上げてきました。
その後、両家と式場が話し合い、披露宴は中止することに。婚姻届は後日提出する予定だったのですが、兄は婚約破棄を決断しました。挙式費用については、両家で話し合って解決したと聞きました。
後で知ったのですが、兄は結婚準備を進める中で、A子さんの言動に何度も引っかかるものを感じていたそうです。A子さんは式場や演出を決めるとき、「私はエリート医師の妻になるんだからゴージャスな衣装にしたいな」「病院関係者が大勢来るんでしょ? じゃあ有名な式場にしなきゃ」などと口にしていたそうです。
兄は、結婚式は招待客に感謝を伝える場と考えていましたが、A子さんは、周囲にどう見られるかばかり気にしていたとのこと。そして当日、A子さんが僕に暴言を吐いているのを見て、兄の中で違和感がはっきりしたそうです。
後日、A子さんから兄に何度も連絡があったようです。「あれは言いすぎただけ」「もう一度結婚式をやり直そう」と言われたようですが、兄の気持ちは変わりませんでした。見栄を何より気にしていた彼女にとって、親族や招待客の前で披露宴が中止になったことは、何より恥ずかしかったのかもしれません。
あの日、兄が迷わず僕の味方でいてくれたことは、今でも忘れられません。肩書きや学歴で人を判断せず、僕自身を見てくれる兄と、これからも支え合って生きていきたいです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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