
「寂しい」とメールすれば、夜中でも車を飛ばして会いにきてくれ、赤いバラの花束を抱え教会を貸しきってプロポーズしてくれた、ロマンチストな彼。交際5年で結婚したのですが、しばらくすると彼の態度が変わってきて……。
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ロマンチストな彼と5年の交際を経て結婚
私が27歳のとき、遠距離恋愛をしている彼がいました。
彼はロマンチストでやさしい人。引っ越したばかりの私が「寂しいな……」ってポツリとメールを送ると、夜中にもかかわらず高速道路に乗って3時間かけて会いにきてくれたり、クリスマスには私の家にこっそりツリーとプレゼントを用意してくれたり。プロポーズのときは赤いバラの花束を抱えて教会を貸しきり、少女漫画に出てくるようなシチュエーションを演出してくれるなど、ロマンチックなことを平然とやってのける、一緒にいてドキドキの止まらない人です。
交際5年が経つころ、私が彼の家に住まいを移して、私たちは入籍しました。
少しずつ彼の帰宅時間が遅くなり、ついには…
ワクワクとともに始まった新婚生活。お互い仕事を持つ身なので晩ごはんを一緒に食べられないことも多々ありましたが、休日になれば2人で出かけたりして仲よく過ごしていました。
ところが、だんだん彼の帰宅時間が遅くなり、とうとう彼は家に帰らなくなったのです! 確認すると、わが家のひと駅手前にある彼の実家に帰っていたことが判明。どうやら、夫婦の家に帰るよりも実家に帰ってごはんを食べるほうが、彼にとっては居心地がいいようでした。私に帰る帰らないの連絡もなく、たまに帰ってきても食事はせず、私が作った料理は手付かずのままゴミ箱へ。私は、何のために慣れた職場を辞めてまで、不慣れな土地へきたのかわからなくなりました。
ストレスに耐えきれなくなった私は、離婚を視野に入れながら話し合いの場を設けてみたものの、無言のまま死んだ目をしてボーッと一点を見つめる彼には、私の声など届いていない様子。2人きりでは、まるで話し合いにならないのです。このままでは埒が明かないと思い、双方の親も交えて話し合いをすることにしたのですが、いい大人である彼が親の同席なしで話し合いすらできないことに呆れ返った私は、彼への想いがすっかり冷めきってしまい、離婚を決意。
お互いの両親も交えて話し合いをおこなったのち、私たちは離婚しました。
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