出て行った彼から…
その後、彼に何度も謝ろうと電話をしましたが、着信拒否をされつながらず。LINEもブロックされたため既読になりませんでした。まったく連絡が取れなくなって4日目の夜のことです。突然、「今から帰る」と彼からLINEがきたのです。
そしてその夜、久しぶりに会った彼からの第一声は「ごめんね」でした。彼は実家に帰ったあと、私が生理前にイライラしてしまうことについて調べてくれ、月経前症候群(PMS)を知ったと話してくれました。「仕方のないことなのに受け止めてあげられずごめん。今度からはもっと配慮できるように頑張りたいから、俺に気を付けてほしいことを教えて」と言ってくれたのです。
いくら生理前とはいえ、彼を傷付けてしまった私が100%悪いのに、生理に対して理解してくれようとする彼の温かさに涙が出ました。そして、私が生理前にイライラしてしまいがちなことを彼に伝えると、それからはとても配慮して接してくれるようになったのです。どうしても自分の感情がコントロールできない日は、彼とは別の部屋へ行き、何かあるときはLINEで連絡を取り合い、お互い程良い距離を保つようにしました。
彼のおかげで、ヒステリックのように怒っていた生理前が少し穏やかに過ごせるように変わり、破局の危機も乗り越えることができたのでした。
まとめ
現在は彼と結婚し、子宝にも恵まれました。子育てが始まってからは独身時代のように生理前にひとりで部屋へ閉じこもることができなくなったり、イライラしてしまうことも育児に関することがほとんどになりました。しかし、夫とは生理がくる前にその都度1分でも話を聞いてもらうようにして、私の生理前をサポートしてもらっています。一時は破局寸前でしたが、夫の努力のお陰で今があることを忘れずに過ごそうと心に留めた体験でした。
監修/助産師REIKO
著者/米久熊代
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