病と共存しながら不妊治療
チョコレート嚢胞と診断を受けた後は、鎮痛剤で様子を見ながら、8カ月くらいタイミング療法をおこないました。そして、受診から9カ月後に1回目の人工授精をした結果、無事に子どもを授かることができました! 実は、私はチョコレート嚢胞のほかにバセドウ病やホルモンの量が少ないなどの症状も抱えていたのですが、授かることができて本当によかったです。さらに、1人目の出産から1年半後に、2人目を自然妊娠しました。
2人目の妊娠中はバセドウ病の治療のみで婦人科には通わなかったため、生理が再開したらまた定期受診をしようと思っています。
まとめ
これまでは「生理は病気じゃないから」と、生理痛を我慢していました。ですが、婦人科を受診したことがきっかけで、生理は痛いことが当たり前ではないと気づかされました。激しい生理痛には原因があるとわかり、先生から「つらかったでしょ」と言ってもらえたときは、ホッとしたのを覚えています。
職場の同僚や後輩が生理痛でつらそうにしているときは、「生理痛があるのは当たり前のことじゃないから」と声をかけるようにしています。この行動が、なにか気づきのきっかけになればと思っています。
監修/助産師REIKO
文/高田ゆこさん
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