「調子が狂う…」彼が「指輪」をしていた本当の理由 #非モテ女子ヒロインになる 34

【非モテ女子が片思いしてたハイスペ年下男子に告白されるまで 34話】25歳まで「彼氏いない歴＝年齢」だったメルコパンダさんは、ボランティアサークルで後の夫となる・とものりくんに出会いました。

メルコさんは彼に惹かれていたものの、ひょんなことから「彼に彼女がいる」と勘違い。「失恋した」と思い込み、「新しい恋に向けて頑張ろう」と思っていました。一方でとものりくんがメルコさんに思いを寄せているとはつゆ知らず……。

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男友だちの言葉に、彼が凍り付いたワケ

ある日、メルコさんが大学で勉強をしていると、友人の「谷口くん」から声をかけられました。2人で仲良く会話をしているとき、会話を遮るようにとものりくんが現れ……。

メルコさんが髪を切ったという話題から、「とものりくんも髪切ったね、似合ってるカッコいい！」「谷口くんの前髪も好きだよ！」とメルコさんが言うと、とものりくんは「俺のは本音で、谷口のはお世辞！」となぜか不機嫌に……？

どうやら、とものりくんは谷口くんに嫉妬心を抱いていたようです♡

メルコさんが「谷口くんも久しぶりに次のボランティアにきたら？」と誘ったことで、「誘ってくれたし、行こうかな」と、谷口くんは参加する意欲を見せ始めました。しかし、とものりくんはどこか不機嫌そう。とものりくんとしては、「谷口くんがメルコさんを狙っている」と感じたのでしょう。本当なら、とものりくんは行けないはずの日でしたが、メルコさんのためになんとか行こうとする姿は、「どうにかしてメルコさんと谷口くんの距離を縮めないようにしないと」という、とものりくんの意思が垣間見えますね。

そして、本人的にはそんな自分は不本意だったようです。とものりくんは左手の薬指に指輪をつけていました。これこそ、メルコさんが「彼女がいるのではないか」と勘ぐる原因のひとつでもあったのですが、とものりくんとしては「恋など非効率なものに囚われたくない」がためにつけていただけのよう。メルコさんを取られたくないと躍起になる自分との矛盾に……自分でも「らしくない」と感じていたというとものりくん。結婚後、とものりくんから当時の思いを聞いてマンガにしているメルコさんもドキドキしながらマンガに描き起こされていたことでしょうね♡

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