「今までありがとう」半年間付き合った彼氏との別れで感じたことは… #彼氏を狙う同級生 最終話
【人の彼氏を平気で狙う女の話 最終話】陸上部員たちから茶化されたこともあり、「ユキトくんは私を選んでくれる」と勘違いし、にしこさんにずっとマウント …
【人の彼氏を平気で狙う女の話 第5話】高校2年生に進級し、始業式当日を迎えたにしこさん。式に参加するため、教室から体育館に移動しようと廊下に出た瞬間、前の席に座っている女子とぶつかってしまいました。それがきっかけで、2人は「にしこです」「モカです」と自己紹介を済ませたのですが……。著者・にしこさんの実体験をもとに、多少のフィクションを加えたお話です。
★第1話から読む：「また同じクラスだ♪」親友と迎えた待望の新学期→実は地獄の始まりで…！？ #彼氏を狙う同級生 1
まさか…わざと話を逸らした？
どうやらモカちゃんは陸上部のマネージャーをしているらしく、にしこさんの彼氏のユキト（陸上部員）のことも知っているよう。始業式が終わってユキトと一緒に帰ることになったにしこさんは、帰り道でふと「そういえばモカちゃんって知ってる？」と質問してみました。その瞬間、なぜかユキトが引きつった表情になって……！？
「モカちゃん」という名前を聞いた瞬間、ユキトの表情はどこかピリッとしたものに。そしてすぐさま、「そういえば担任がさ〜」と話題を変えてしまったのでした。
翌日以降、にしこさんは自然とモカちゃんと話すように。親友のマユや彼氏のユキトも一緒になって話すことが多かったようです。
ただ、みんなで楽しく会話ができていると思っていたのは、にしこさんとマユだけだったのかもしれません。会話の途中では、ユキトがチラッとモカちゃんの表情を確認するシーンがあったり、ユキトがにしこさんにボディタッチをしたときには、モカちゃんの様子が一変したりすることも……。
ユキトがモカちゃんのことをどう思っているかはいまいち不明ですが、一方のモカちゃんは、明らかにユキトへ特別な感情を抱いているように見えますよね。2人がイチャイチャしているのを、モカちゃんは黙って見ていられなかったのではないでしょうか。
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