「今までありがとう」半年間付き合った彼氏との別れで感じたことは… #彼氏を狙う同級生 最終話
【人の彼氏を平気で狙う女の話 最終話】陸上部員たちから茶化されたこともあり、「ユキトくんは私を選んでくれる」と勘違いし、にしこさんにずっとマウント …
【人の彼氏を平気で狙う女の話 第20話】高校の同級生から「モカちゃんは明らかにユキトのことが好きだよ。部活中もずっとユキトにベタベタして積極的にアプローチしてる」と聞いたにしこさん。ユキトとの関係を邪魔してくるモカちゃんと今後どう接すればいいのかわからなくなり、思いきってユキトと話し合うことに。日曜日にユキトに電話をかけると……？ 著者・にしこさんの実体験をもとに、多少のフィクションを加えたお話です。
★第1話から読む：「また同じクラスだ♪」親友と迎えた待望の新学期→実は地獄の始まりで…！？ #彼氏を狙う同級生 1
ずっと連絡を待っていたのに…
学校のない日曜日、ユキトに電話をかけたにしこさん。すると、電話口でユキトは「ごめん、今友だちと買い物中なんだ」と答えます。にしこさんが気をつかって「じゃあまたあとで」と電話を切ろうとしたそのとき、ユキトの背後から聞こえてきたのは聞き覚えのある声で……！？
ユキトから「またあとで連絡する！」と言われ、一方的に電話を切られてしまったにしこさん。「また陸上部員たちと大勢で集まっているのだろう」「まさか2人きりではないだろう……」と推測しますが、その後、いくら待ってもユキトからの折り返しはありませんでした。
翌日、にしこさんは悶々とした気持ちで登校します。そしてユキトを質問攻めにするべく、さっそく声をかけたのでした。
◇ ◇ ◇ ◇
ユキトが本当に自分のことを大切に思ってくれているのなら、電話口で「モカちゃんと2人きりじゃないよ。他の部員たちもいるよ」と伝えて安心させてほしいですよね。むしろ慌てて電話を切るだなんて、「本当は2人きりなの？」と疑ってしまいそうです。
もし自分がにしこさんの立場だったらと考えると、その日のうちに折り返しの連絡をくれなかった時点で、ユキトへの愛情がちょっと冷めてしまいそうな気がします。今回の件で2人の関係が壊れないといいのですが……。
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