「今までありがとう」半年間付き合った彼氏との別れで感じたことは… #彼氏を狙う同級生 最終話
【人の彼氏を平気で狙う女の話 最終話】陸上部員たちから茶化されたこともあり、「ユキトくんは私を選んでくれる」と勘違いし、にしこさんにずっとマウント …
【人の彼氏を平気で狙う女の話 第23話】月曜日の朝、登校するなり、ユキトを「どうして昨日はモカちゃんと一緒にいたの？」と問い詰めた、にしこさん。ユキトによると「陸上部の備品の買い出しだよ。マネージャーのモカちゃんだけだと重くて持てないから、部活の顧問にお前も買い出しを手伝えって言われたんだ」とのことで、にしこさんは「部活の付き合いなら仕方ないか」と、しぶしぶ納得しますが……。著者・にしこさんの実体験をもとに、多少のフィクションを加えたお話です。
★第1話から読む：「また同じクラスだ♪」親友と迎えた待望の新学期→実は地獄の始まりで…！？ #彼氏を狙う同級生 1
初めて対抗！モカちゃんの反応は…？
ユキトとモカちゃんが休日に2人きりで出かけたことが発覚しながらも、「部員とマネージャーの関係なら付き合いもあるし、しょうがないか」と自分を納得させることにした、にしこさん。ところがそのあと、モカちゃんが勝ち誇ったような表情で「昨日ユキトくんと2人きりで買い物してきたんだ〜」とマウントを取ってきて……！？
彼女でもないのに「ユキトくんと距離が近いのはあなたよりも私よ」というマウントを取ってくるモカちゃんに対し、正式な彼女であるにしこさんは「ユキトはいつも重い物を持ってくれてやさしいよね。やさしいからこそ、マネージャーのモカちゃんに買い出しを手伝ってほしいって言われて、断れなかったんだろうね」「デートじゃないって聞いてるよ」と冷静に言い返します。
すると……モカちゃんはさすがに反論できなかったようで、プイッと前を向いてしまいます。にしこさんとマユは「これで少しはモカちゃんがおとなしくなりますように」と願いますが、実はこのあと、モカちゃんの行動はさらにエスカレートしていったのでした。
◇ ◇ ◇ ◇
にしこさん、ついに言い返しましたね！ これまでのモカちゃんの行動にずっとフラストレーションが溜まっていた読者のみなさんも、少しはスッキリしたのではないでしょうか。
しかし、モカちゃんによる大暴走が始まるのはここから。同じクラスという狭いコミュニティーで発生した三角関係は、やがて学校全体に噂として広まっていくのでした。
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