「今までありがとう」半年間付き合った彼氏との別れで感じたことは… #彼氏を狙う同級生 最終話
【人の彼氏を平気で狙う女の話 最終話】陸上部員たちから茶化されたこともあり、「ユキトくんは私を選んでくれる」と勘違いし、にしこさんにずっとマウント …
【人の彼氏を平気で狙う女の話 第32話】モカちゃんからベタベタされても拒絶しないユキトに対して、不満をぶつけたにしこさん。すると、ユキトは「モカちゃんは大切なマネージャーだし、モカちゃんとの関係が悪くなって陸上部のみんなに迷惑をかけるのが嫌なんだよ！」と、まさかの逆ギレをしてきました。その後、ユキトの態度にモヤモヤが残りながらも、にしこさんとマユは「あれだけ強く言ったんだし、さすがにもうモカちゃんも何もしてこないでしょ」と、すっかり安心していたのですが……。著者・にしこさんの実体験をもとに、多少のフィクションを加えたお話です。
★第1話から読む：「また同じクラスだ♪」親友と迎えた待望の新学期→実は地獄の始まりで…！？ #彼氏を狙う同級生 1
廊下でバトルしていたら…
体育の授業中に一悶着あった翌日ーー。にしこさんの肩を叩いて「昨日ユキトくんとケンカしたの？もっと彼のことを考えてあげたら？」と話しかけてきたモカちゃん。あれだけ強く注意したにもかかわらず、反省する様子もなくマウントを取ってくるモカちゃんに、今まで我慢してきたにしこさんもついに我慢の限界に。自分の口からきちんと言い返すことにしたのですが……？
やりたい放題のモカちゃんに対して、「ユキトも本当は嫌がってるけど、陸上部のマネージャーって立場だからモカちゃんに気をつかって拒否できないだけなの。マネージャーの立場を利用して人の彼氏に手を出すのはおかしいよ？」と、思っていることをハッキリと伝えたにしこさん。
すると……気づけば周りには大勢の野次馬が。昨日の体育での一件もあり、クラスメイトをはじめとした同級生たちが「あの2人またケンカしてるんだ」と、興味本位で様子を見にきたようです。
◇ ◇ ◇ ◇
当時のにしこさんは、他人に強く意見することが苦手なタイプだったそう。モカちゃんはきっと、にしこさんのそういう性格を本能的に見抜いていたからこそ、今まで好き勝手にユキトにアプローチをしてきたのでしょうね。
しかし、昨日の一件があっても変わらず強気に行動できるモカちゃんですから、今回これだけ強く注意しても、「ユキトくん本人から拒絶されてないし」などと反論してきそうな予感がします……。
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