「私…幸せになります」略奪に失敗した同僚女のまさかの結末とは？ #婚約者を奪いたい女 最終話
【隣の芝生が青いから〜婚約者を獲りに来る女〜 最終話】入籍予定日の前日、ゆういちろう君は飛行機に乗り、婚約者であるゆめさんのもとへ向かいます。ゆめ …
【隣の芝生が青いから〜婚約者を獲りに来る女〜 第10話】ゆういちろう君の同期である、るりちゃんは、自分にもゆういちろう君にも婚約者がいることを理解した上で、ゆういちろう君を我がものにしようと、あれこれ作戦を立てます。「休日待ち伏せ作戦」が失敗に終わったるりちゃんは、次に「終電逃しちゃった作戦」を決行！ 果たしてゆういちろう君の反応は……？ 著者・ゆめかなさんの実体験にもとづいた作品です。
★第1話から読む：「怒らないで聞いて」ハァ！？入籍前、婚約者から予想外のカミングアウトが #婚約者を奪いたい女 1
B野と関係を持ったるりちゃんは…
深夜、ゆういちろう君の家の近くでわざと電車から降り、彼に「終電逃しちゃったから迎えに来て」とメールを送ったるりちゃん。しかし、ゆういちろう君はるりちゃんのお願いを「駅前でタクシー拾って」とキッパリ断ります。悔しい思いをさせられ、るりちゃんは「次こそ絶対に白田くんを私のものにするんだから！」と心に誓い、そのまま別の同僚男子であるB野の家で、一夜を明かしたのでした。
同僚男子のB野の家に泊まり、流れで体の関係を持ったるりちゃん。「実は前から青井ちゃんのこと……」と言いかけるB野を制止し、るりちゃんは「B子ともしたんでしょ？B子の気持ち知ってるから、今回のことはなかったことにしよう」と諭します。
どうやら、これは彼女なりの「口止め」だったよう。その後、るりちゃんはB子に連絡し、次なる作戦のために「同期だけで飲み会を開きたい」と相談したのでした。
◇ ◇ ◇ ◇
今回はるりちゃんの狡猾な一面が垣間見れましたね。同僚たちと良好な関係をキープするために、B野には「今回のことはなかったことにしよう」と口止めし、昨日も一緒にいたB子に対しては、おそらく「B野との恋を応援する」と言っているのでしょう。
ゆういちろう君はゆめさん一筋だとはいえ、こんなにも悪賢いるりちゃん相手では、罠にはめられてしまいそうな予感もします。「最終手段に出る」とまで覚悟を決めているるりちゃんが、次は何をするつもりなのか、少し怖くなってきましたね。
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