「子どものため」は自分の正当化のためだった？後輩に図星をつかれ #夫の浮気相手は私の友人【第2部】49

【旦那の浮気相手は私の友達 ～2nd SEASON～ 49】元夫のS太郎さんはエコさんの友人であるCちゃんと浮気をし、エコさん夫婦は離婚。S太郎さんは家を出ていき、エコさんはS太郎さんから分割ながらも慰謝料と養育費を払ってもらうことになりました。

そんなとき、エコさんは元同僚たちとのランチ会で、離婚の一部始終を知っているYットくんと再会。彼からの情報で、元夫と不倫相手だったCちゃんがいまだに関係を続けていることを知りました。さらに2人は、エコさんと子どもたちがいつも寄るコンビニで「公開イチャイチャ」をしている様子。子どもたちと鉢合わせする可能性が高いと認識しながら、欲望のままに行動する……。「子どものために黙っていられるか！」エコさんはそんなS太郎さんのことが許せなくて……。

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「子どものため」という言葉に…

怒りMAXのエコさんを治めたのはYットくんでした。「子どものためとしつつ、結局は文句を言いたい。それって自分のためですよね？」――。Yットくんの言葉にハッとしたエコさん。まさに図星、でした。

彼の言う通り、本当に子どもたちのためを思うなら、元夫には関わらない・放っておくのが一番のはずで……。

両親の離婚を経験しているYットくんは、ずっと「あなたのため」と言われてきたそう。「子どものせいにするくらいなら、『自分のため』ってドヤッて笑顔でいて」との本音に、エコさんはしんみりしてしまいます。

「お子さんがこの家に生まれてきて良かったと思えるように、守ってあげて」と言われ、いつの間にか自分の正当化のために子どもを使っていたことに気づいたのでした。このときのことをエコさんは、「Yットくんのおかげで、“自分のために…“と思考チェンジすることができた。それは今も役立っている」と振り返っています。

エコさんの気持ちを思うと、元夫のやりたい放題に怒りが高まるのも当然です。エコさんの考えも、Yットくんの考えもどちらが間違っているというわけではないものの、何が今最善なのか、冷静な視点で、今一度、考え直してもいいのかもしれませんね。

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エコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。

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