「公正証書を交わそう！」妻に信じてもらおうと夫は自分の本気度を示すが… #妻は2番目に好き？ 104

【妻は2番目に好きな人 第104話】1歳年上の夫・ろみ緒と、6歳の娘・あかりと暮らす松田めい。ごく普通のありふれた家庭だったものの、ある日ろみ緒が同窓会で再会した元カノ・ジュリ実と連絡を取っていることが発覚します。

次第にジュリ実のろみ緒への要求はエスカレートし夜中に呼び出したり、めいが通うスーパーを特定したりしてめいにまで接触するように。恐怖を覚えためいは警察に被害届を提出し、ろみ緒は迷いながらもジュリ実の連絡先をブロックします。するとジュリ実は仕事帰りのろみ緒を待ち伏せし、「納得できない」と涙を流したのでした。

そんな中ジュリ実の夫に2人の密会がバレてしまい、めいとろみ緒、ジュリ実とジュリ実の夫の4人で話し合いをすることになります。話し合い自体はなんとか終わり帰宅するのですが、めいはついに離婚を切り出すことに。焦ったろみ緒はジュリ実との思い出品を捨てようとしますが、思い出に浸っている場面をめいに目撃されてしまいます。そして状況は本格的な離婚話に発展し……。著者・岡田ももえさんの知人が実際に体験したお話です。

★前のお話：「娘も裏切っていることは理解しているの？」離婚回避したい夫は妻から責められる #妻は2番目に好き？ 103

本気の本気

離婚話が進み、「娘も裏切っていること、理解しています？」と口にするめい。それを受けてろみ緒は「ジュリ実とはもう絶対に会わない」「引っ越しをしよう！」と伝えるのですが……。

ろみ緒からの引っ越しの提案をあっさり跳ねのけ、「離婚に同意してください」と詰め寄るめい。そんな妻の様子を見て、ろみ緒は自分の本気度を伝えようとします。めいからは誓約書を書くように言われていましたが、より法的に執行力の強い公正証書を交わすことを自ら口にするのでした。

そこに娘めいが部屋に現れ、場の空気にまた少し変化が訪れそうです。

「公正証書にしよう！」と、自分の気持ちを一生懸命に伝えようとするろみ緒。本気度がめいに伝われば、流れがもしかしたら変わるのかもしれません。

★次の話を読む：「明日、書類のことで話があります」妻から重大な宣告を受けた夫はただただ焦り… #妻は2番目に好き？ 105

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