「結婚すべきじゃない？」忘れられない元カノの存在に思い悩む夫 #妻は2番目に好き？ 148
【妻は2番目に好きな人 第148話】1歳年上の夫・ろみ緒と、6歳の娘・あかりと暮らす松田めい。ごく普通のありふれた家庭だったものの、ある日ろみ緒が …
【妻は2番目に好きな人 第148話】1歳年上の夫・ろみ緒と、6歳の娘・あかりと暮らす松田めい。ごく普通のありふれた家庭だったものの、ある日ろみ緒が同窓会で再会した元カノ・ジュリ実と連絡を取っていることが発覚するのでした。
2人の密会のことはついにジュリ実の夫にもバレます。そこで、めいとろみ緒、ジュリ実とジュリ実の夫の4人で話し合いをし、「2人きりでは会わない」と約束。ただ、めいはろみ緒のことを信用できず、ひとまず、離婚届を書いた状態で様子を見ることに。
そんな中、ジュリ実は約束を破り、仕事終わりのろみ緒を待ち伏せ。再び、ろみ緒とめい、ジュリ実の夫は電話で話し合いをし、ろみ緒はやっと、ジュリ実に「もう好きじゃない」と宣言します。一方、ジュリ実の夫は、ジュリ実に離婚届を渡し……。著者・岡田ももえさんの知人が実際に体験したお話です。
★前のお話：「会っちゃ駄目な理屈がわからない」何がっても夫のことを諦めない元カノ #妻は2番目に好き？ 147
勘づいていためい
夫から離婚届を渡されたジュリ実は、泣きながら夫のスマホを奪い自分の部屋へ。そして、夫と偽って、ろみ緒に「水曜日に話がしたい」とのメールを送信してしまい……。
ジュリ実の部屋の前で困惑するジュリ実の夫。どうして自分のスマホを持って行ったのか思いを巡らし、「ろみ緒に連絡するため」とも考えますが、さすがにそこまではしないだろうという結論に至ります。
そして、ろみ緒はめいの態度が変わらないことで、「俺は次は何をすればいいんだ」「忘れられない人がいたら結婚すべきじゃないのか？」と思い悩みます。
一方めいは、ろみ緒に連絡してきたのはジュリ実であると、勘づいていたのでした。
今までも、ろみ緒の小さな態度の変化を常に感じ取ってきためい。めいはきっと、洞察力のある女性なのでしょう。
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