「離婚は本気だよ」自体の重さをようやく知った夫は、慌てて反省の色を見せるが… #妻は2番目に好き？ 95
【妻は2番目に好きな人 第95話】1歳年上の夫・ろみ緒と、6歳の娘・あかりと暮らす松田めい。ごく普通のありふれた家庭だったものの、ある日ろみ緒が同 …
彼との出会い
私が彼と出会ったのは21歳のとき。 彼のほうから積極的にアプローチをしてくれて、出会って半年ほどで交際を始めました。私は23歳で結婚したいと思っていたので、 彼と付き合い始めた時点で結婚も視野に入れて考えていました。
しかし、彼との結婚を考えるうえで悩みの種になっていたのが、彼が田舎の長男であるというところ。私はひとりっ子なので将来的には実家の近くに住んで、年老いていくであろう両親のことを見守りたいと考えていました。
プロポーズを受け、本心を話すと…
彼との交際は順調に進み、2年が経ったころ。23歳で結婚したいという私に合わせて、彼がプロポーズしてくれました。そこで私は初めて彼に、「結婚しても実家の近くに住みたい」と考えていることを明かしました。
しかし彼は「やっぱり自分は3兄弟の長男だから、実家の近くに住まないといけない」と申し訳なさそうな様子。そうなるだろうとは予想していましたが、彼に「〇〇（私の名前）のご両親に寂しい思いはさせないし、大切にするから」と説得されました。私は「家業をしているわけではないのに、それでも絶対そっちに行かないとダメなの？」と食い下がってみましたが、やはり答えは変わらず。少し考える時間がほしいと彼に伝えました。
