ついにマッチングアプリ卒業！？本命の彼から告白されて #アラサー婚活道 14

【アラサー婚活道 14話】ムーンカレンダー編集室・くららの恋愛体験を赤裸々に綴っていく連載企画「アラサー婚活道〜令和のイマドキ恋愛事情〜」が始動！ 自身の恋愛話をベースに、アラサー独身女性の視点から見た最近の婚活事情を、ほぼノンフィクションで語ります。「他人の恋バナを聞くのが大好き！」「令和時代の婚活市場が気になる！」なんて方は、ぜひ暇つぶしにどうぞ！

ムーンカレンダーで注目を集めた【婚活・出会い】記事⇒「妥協して40歳の子連れ女性と結婚するか…」低収入46歳男性の贅沢な悩みとは？

★前回のあらすじ★
『共通の趣味があって話が合う人』と出会って結婚することを目標に、マッチングアプリを始めたくらら（28歳）は、3番目に連絡先を交換した男性“ノブアキさん”（36歳）と共通の趣味である音楽の話題で意気投合！ 緊急事態宣言が明けたタイミングで彼と映画館デートに出かけて、改めて相性の良さを実感。その帰り際、電車に乗られながら彼に「今日はありがとうございました。私は付き合ってもいいと思っています」とLINEを送ると……！？

私の気持ちを知った彼の返事は？

1回目のデートでお昼に映画を観て、夕方から居酒屋で飲み始めた私たちは、夜8時くらいに解散。ホームまで見送ってくれた彼に手を振ったあと、ほろ酔いで頭がポーッとしている私は、帰りの電車の中から「今日はありがとうございました。私は付き合ってもいいと思っています」と彼にLINEを送ってみた。

すると、10分ほどして彼から返事が。

「俺も今日はめっちゃ楽しかった！」

「あとで家に着いたら連絡くれない？ ちょっとだけでいいから電話したい」

ーーなんの電話だろう？

そう思いながらも、「わかりました！」と返事をして、途中で電車を乗り換えながら約1時間後に自宅に到着。ひと息ついてから彼に「着きました！ もう電話できますよ」とLINEを送ってみた。

すると、彼からすぐに電話が。

「もしもし？ 夜遅くにごめんね。明日は仕事なのに」

私の予定をやさしく気づかってくれる彼。でも、さっきまで会っていたのに電話をかけてくるなんて、そんなに急ぎの用事なのだろうか。「大丈夫ですよ。どうしたんですか？」と尋ねると、彼はこう告げた。

「あのさ、さっきLINEで送ってくれたことだけど。それ、先に言われちゃったなって思って。今度、俺のほうから言ってもいい？」

ーーえっ……！？

2回目のデートで彼から告白され！？

ーー今のって、もしかして告白予告！？

どう答えていいか戸惑い、「……わかりました。また今度遊びましょうね」とあいまいな返事しかできない私。

「じゃあ、急だけど来週の日曜日空いてる？」

「空いてますよ！」

今日会ったばかりなのに来週末も会うのかとびっくりしたけれど、特に断る理由もなく、彼のお誘いを受けることに。こうして、2回目のデートの日程が決定。

そして1週間後。彼は車で1時間半かけて私が住んでいる地域まで来てくれて、私たちは彼の車でオシャレな純喫茶へ。共通の趣味である音楽の話でひとしきり盛り上がったあと、1回目のデートではずっとニコニコしていた彼が急に真剣な顔つきになり、ついに本題を切り出した。

「あのさ、この間のこと、ちゃんと俺のほうから言いたいんだけど……」

「くららさんのことは、アプリで初めて見かけたときから気になってて、やりとりするうちに人柄もわかっていって、他の女性とは違うって思ったんだ。俺のことをちゃんと見てくれる人なんだって。音楽とか映画とか、お互いの趣味も合ってるから話していて楽しいし、ずっと前からいいなって思ってた。実は、友だちにもくららさんのことを話していて、どうすれば付き合えるかなって相談してたんだよ」

「俺はずっと前からくららさんのことが気になってる。俺と付き合ってくれませんか？」

彼の告白はすごくうれしかったし、今すぐに「はい」って答えたかった。

でも、付き合う前に彼にはどうしても聞いておきたいことがある。