
夫とは結婚して5カ月。典型的なHSPである私は、結婚当初、初めての2人での暮らしに仕事と家事の両立など細かい部分も含め、莫大な不安を抱えていました……。
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HSPである私の頭のなかは…
HSPとは、Highly Sensitive Personの略で「感受性が非常に強く敏感な気質を持った人」という意味です。私の場合は、些細なことから深く情報を読み取り過ぎてしまったり、疲れやすかったり、自己否定が強くなってしまったり。
そんな敏感な私が結婚するにあたり不安だったのは、夫と「一緒に暮らすこと」でした。夫は比較的、細かいことを気にしない性格。家事に協力してくれるのだろうか、私は毎日料理はできるのだろうか、仕事はずっとこのまま続けられるのだろうか、貯金はしていけるのだろうか……と考え出すととキリがありませんでした。
しかし、私は彼に感謝しなければならないのです。
「完璧にしなければならない」という思い込み
結婚当初、初めて2人で暮らすことの楽しみもありましたが、それと同時に、仕事をしながら家事も「完璧にしなければならない」という思いがありました。当時はフルタイムで仕事をしながら、夜ご飯は4品+汁物を用意し、掃除も毎日夜にしていました。
そんな私を見かねた夫は「たくさん作ってくれてうれしいけど、おかずひとつとサラダだけで十分だよ」と言ってくれました。それでいいなら……と、そこから献立の定番は、白米、おかずひとつ、サラダ、具材の多い味噌汁に。さらに週に1日は手抜きの日を作ろうと提案してくれて、一番疲れの溜まっている木曜日は丼ぶりやカップ麺の日にしました。
そんな日々を送っていて驚いたのが、手抜きの日のごはんも、夫はおいしそうに食べていたことです。私にとってはその姿で「毎日頑張らなくていいんだ」と思え、気持ちがラクになりました。
同様に掃除に関しても、夫は「汚れが気になったときか、休みの日にやればいいよ」と言ってくれました。
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