
ひとつ年下の彼と、お付き合いと同時に半同棲生活がスタート。「付き合ってすぐだけど、子どもができたら結婚のきっかけになるね」なんて、軽い気持ちで話していたのですが……。
★結婚の体験談&マンガを読むならこちら
転職を控えた大事な時期にまさかの妊娠
28歳のとき、ひとつ年下の彼と知り合い、出会って半年でお付き合い。お互いひとり暮らしで家も近く、すぐに私の家で半同棲が始まりました。付き合いが始まった当初から2人とも結婚を意識していて、「子どもができたら結婚のきっかけになるね」なんて話していたのです。
そんな矢先、なんと本当に妊娠が判明! 付き合い始めてまだ3カ月半のころでした。彼に伝えると驚いていましたが、すぐに「結婚しよう」と言ってくれて……。
彼の言葉はうれしかったのですが、私は素直に喜べませんでした。実は、私は看護師をしており、2週間後に迫った新年度から転職する予定だったので、妊娠したまま、新たな職場で働くことができるのか?と仕事に対する不安が大きかったのです。
案の定、転職先に妊娠を伝えたところ、内定を取り消されてしまいました。
彼のだらしない一面を見て出産・結婚に悩む日々
当時の私は「彼との子どもは産みたい。でも、産めばしばらく働けなくなるし、金銭的にも厳しいのでは……」と不安に駆られて泣き暮らす日々。
一方、彼は「頑張るから!」の一点張りで、出産しないという選択肢は、彼の中にはありませんでした。その熱意に押されて私も出産を決意しましたが、ちょうど新型コロナがはやり始めた時期。飲食店で働いていた彼の報酬は、妊娠がわかってから満額支払われたのは2カ月ほどで、あとは半分以下、もしくは報酬未払いという状況でした。
しかも、同棲後に彼が税金と年金を滞納していたことも発覚! 彼はすぐに支払わなくてもなんとかなると考えていたようですが、そんなことあるわけがありません。結局、貯金がほとんどない彼に代わって、私が自分の貯金から支払いました。
一緒に生活をするにつれ、わかってきた彼のだらしない一面、家計の厳しさ。「このまま結婚してもうまくいかないのでは?」「子どもを産むとしても、実家に帰ってひとりで出産したほうがいいのも」とまで考えました。
コメントを書く