「これからも一緒にいたい」うれしい…気持ちも一瞬で終わった！？直後に彼が放った衝撃のひと言
恋人が欲しくて、あちこちの飲み会に顔を出していた21歳のころの私。幼なじみの女友だちがセッティングしてくれた飲み会で、2人の男性と知り合ったのです …
彼が持っていたのは…
大学時代に付き合っていた彼氏はタバコを吸う人でした。ある日、デートのため喫茶店の喫煙室で待ち合わせをしたときのことです。現れた彼の手には見慣れないものが……。
「それ、葉巻じゃない！？」
「うん！ たまにはこういうのもいいかなって」
そして、彼は葉巻を口にくわえ、煙をふーっと吐き出したのです。
大人な男を演出したかった彼
「どこで買ったの？」と聞くと、「ネットで良さげなものを見つけてさ」と誇らしげな顔。ただ、よく見ると彼はむせながら葉巻を吸っており、慣れてはいないよう。おそらく、デートで「大人でかっこいい男」を演出したかったのでしょう。
「葉巻って味が深いんだよ」「種類によって香りも全然違って……」などと語る彼に対して、私は苦笑いしながら「そうなんだ〜」と相槌を打つことしかできませんでした。
まとめ
それから数年後、社会人になった私たちはお互いに仕事が忙しくなり、すれ違いが原因で破局。もう彼とは何年も連絡をとっていませんが、葉巻を見ると必ず、ぎこちなく吸っていた彼のことを思い出すのでした。
著者：新谷けご／40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
作画：ちえ
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