夫婦旅行でおいしい地酒を満喫⇒翌朝、私が夫に全力で謝罪した驚きの理由とは!?
夫と旅行に行き、夜は地酒を満喫した私。しかし、ついつい飲み過ぎてしまい、気がつくと立っていられないほど酔っ払ってしまい……。 目次 1. お酒を満 …
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なかなか鳴らない電話、不安になる私の横で夫は「いろいろなところに連絡したり大変なのかもね〜」と焦る様子もなく、平常通り!
最初は夫の落ち着きっぷりに「何のほほんとしとんねん!」とさえ思いましたが、イライラしても、不安になっても状況は変わりません。待ちに待った旅行会社からの連絡は「乗れる飛行機が決まり次第、連絡します」という先の見えないものでした。
しかし、終始動じることがない夫を見ていると「そんなに大したことではないのか?」と、徐々に私の気持ちも落ち着いてきたのです。というより1人で不安がっている自分がアホらしくなってきました。
その後は、ただ待っているのも気疲れしてしまうので、2人で海を眺めたり、自転車を借りて島を巡ったりと、延泊したからこそ見つけられた島の魅力を楽しみました。
結果的に、本島の観光もショッピングも叶わなかったですが、離島を大満喫でき満足! 2人でゆったりした時間を過ごすことができました。そして最終日、空港は再開し、飛行機に乗れることに。予約していたレストランにも何とか間に合い、無事に予定通り帰国できたのです。
一生に一度の新婚旅行、ピンチに見舞われたにもかかわらず、素敵な思い出になったのは、間違いなく夫の何事にも動じない穏やかな態度のおかげでした。今では「このトラブルで飛行機飛ばなかったよね」と夫婦のなかの笑い話に。夫の、周りに影響されない安定したメンタルにはいつも救われています。
著者/大岡むぎ
イラスト/塩り
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