「結婚しよう」彼からプロポーズされたのはまさかの…しているときで！？ #アラサー婚活道 最終話

【アラサー婚活道 17話】ムーンカレンダー編集室・くららの恋愛体験を赤裸々に綴っていく連載企画「アラサー婚活道〜令和のイマドキ恋愛事情〜」が始動！ 自身の恋愛話をベースに、アラサー独身女性の視点から見た最近の婚活事情を、ほぼノンフィクションで語ります。「他人の恋バナを聞くのが大好き！」「令和時代の婚活市場が気になる！」なんて方は、ぜひ暇つぶしにどうぞ！

ムーンカレンダーで注目を集めた【婚活・出会い】記事⇒「妥協して40歳の子連れ女性と結婚するか…」低収入46歳男性の贅沢な悩みとは？

★前回のあらすじ★
マッチングアプリで知り合った8歳年上の彼・ノブアキさんと、結婚を見据えた真剣交際を始めたくらら。交際開始から半年後、彼の部屋でページに折り目のついた育児雑誌を発見して修羅場に発展するも、改めて彼が独身で未婚との事実を確認し、なんとか一件落着。その後は順調に交際が進み、付き合い始めて1年半後、ついに彼と同棲をすることになって……。

いよいよゴールイン？

交際1年半で同棲を始めた私たち。もともと彼とは結婚前提でお付き合いを始めたので、これでもう、いつでも入籍できる段階まで関係が進んだ。

しかし、同棲を開始して1カ月、2カ月、3カ月……。5カ月経っても「いつ結婚するか」の話は出ないまま。これまでに交際相手と同棲した経験がなかった彼は、もしかしたら「まず他人との同棲生活に慣れるところから始めて、何カ月か一緒に暮らしてみて結婚できるかどうか判断したい」と思っていたのかもしれない。

でも、結婚に限らず先の予定がなかなか決まらないことにストレスを感じてしまう性格の私は、「いつでも結婚できる状態なのに、このままダラダラと今の関係を続けるの？」と少しずつイライラしてきて、そろそろ入籍時期をキッチリ決めたいと思うようになってきた。

そんななか、同棲開始から約半年後（付き合い始めて丸2年後）の2022年6月某日、私がキッチンで食器を洗っていると、彼が唐突にこう話しかけてきた。

「そろそろ結婚する？」

あまりに突然のプロポーズ。驚きはあったけど感動はなくて、普段のトーンであっさり「いいよ」と答えた。

「どうしてこのタイミングで？」と尋ねると、既婚者の友人に「結婚はいいよ〜！ いつでもできるなら今しておきなよ！」と結婚の良さをゴリ押しされたらしい。

2023年6月現在の私たち

結婚が決まった私たちは、次に入籍日を決めることに。プロポーズ当日は、なかなかいい案が出ないまま話し合いが終わってしまった。すると、数日後に彼から「記念日が増えたら俺が覚えきれなくなるから、くららの誕生日を入籍日にするのはどう？」との提案が。

ネットで調べてみると、この年の私の誕生日は天赦日と大安が重なって「2022年の中でも最強の開運日」なのだそう。さらに、「10（とわ）に22（ふうふ）」＝夫婦が永遠の愛を誓う、という素敵な語呂合わせもあるらしい。加えて、この日はオリオン座流星群が出現する時期、つまり結婚記念日にすれば毎年流れ星が見られるスペシャルデーになる。

ーーこの日しかない！！

意見が一致した私たちは、お互いの両親にあいさつを済ませ、2022年10月22日に予定どおり婚姻届を提出！ 入籍当日は、千葉県館山市まで車を走らせて夜の海でオリオン座流星群を観察したものの、残念ながら雲が多くて肉眼では見ることができなかった。また次の機会にチャレンジしたいと思う。

入籍から1カ月後、オーダーしていた結婚指輪も届き、友人たちが結婚祝いのパーティーを開いてくれ、少しずつ「結婚したんだ」と実感が湧いてきた。

そして、入籍から8カ月が経過した、2023年6月27日現在。私たちはとても仲良く暮らしていて、来月7月にはプレ新婚旅行（行き先は沖縄）、8月にはウエディングフォト、11月には新婚旅行と、結婚1年目らしく多くのイベントを控えている。

もちろん、新婚旅行の行き先はアイスランド。某マッチングアプリの「アイスランドミュージックが好き」という超マイナーなコミュニティで知り合った私たちは、「新婚旅行は絶対にアイスランドだね」と前から決めていて。アイスランドでおこなわれる音楽フェスに参加したり、私の大好きな漫画『北北西に雲と往け』や海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する場所を見に行ったりしようと思っていて、今からとてもワクワクしている。