親に縛られた人生。親の希望ではない「自由な人」との結婚を決めたら…家族の縁が切れることに?
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ところが、記事を読んでみてびっくり。なんとその女性は日々のワンオペ生活を心から楽しんでいるようなのです。「子どもと過ごす時間が楽しい」「子どもが寝たあとは自由に時間が使える」と非常に前向きな言葉が並んでいて、「ワンオペ生活でよかった!」とまで書かれていたのです。
ほかの記事も読んでみたのですが、どの記事もワンオペ育児を肯定する内容のものばかり。ワンオペ育児を楽しむという発想がなかった私にとって、この女性の意見は目から鱗でした。
同じ境遇でもこの女性は私と違ってとても楽しそうに毎日を過ごしている。そう考えると、もしかしたら何か自分の状況を改善できるヒントが見つかるかもしれないと思い、私は女性の記事をむさぼるように読みました。
そして女性が書いた記事を一通り読み終わった私は、「ワンオペは大変なこともたくさんあるけれども、私がまだ見つけられていないだけで、楽しい部分もあるのかもしれない」と思うように。この日をきっかけに、ワンオペ育児はつらいという固定観念を改めることにしました。
女性の発想に触発され、自分自身の生活を改めて振り返ってみた私。すると、ワンオペ育児の楽しさを見つけることができました。
例えば、子どもたちが寝たあと、夫のことを気にせず好きなものを食べたり、趣味に時間を費やしたりできること。夫がいないからこそ、夫のことは気にせず子どもたちと自由に好きな遊びができることなどです。
ワンオペ生活にもよいところがあると思えるようになると、自分の心が満たされました。それがよかったのかわかりませんが、いつの間にか夫に対しての不満も、少しずつ和らいでいったように感じます。
ワンオペ生活はつらいことだけではないと、前向きに考えるようになってからは、楽しい部分に目を向けることができるようになりました。同じ出来事でもどう捉えるかによって見えてくる世界は変わるのだと感じた出来事です。
著者/nanoka22
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