「保育士なんて底辺の仕事、今すぐ辞めろ」義父が放った「ありえないひと言」に絶句した日
保育士として働いている私は、27歳で結婚し、年子で長女、次女を出産。その後、職場復帰しました。そのため、保育園のお迎えは実母と義父母にお願いしてい …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
ことの始まりはある年の夏前、義姉から夫にかかってきた1本の電話でした。義姉によると「母はもうこの夏を越すことができないかもしれない。だから今のうちに会っておいたほうがいい」とのこと。
連絡を受けた私たちは、その週末に片道5時間かかる義実家に駆けつけました。
義姉からの連絡では、義母はかなり弱っているとのこと。たしかに、久しぶりに対面した義母は足腰が弱っていて、自力で立ったり歩いたりすることができませんでした。しかし、介助者がいれば立ち上がって隣の部屋に移動することもできますし、私たちと一緒に食事をとることもできます。
加えて、特に入院も必要ないとのことで、これまで通り自宅で生活できているようです。義姉から聞いたイメージと目の前にいる義母の様子がまるで違ったため、私と夫は何が何だかさっぱり意味がわかりません。
その後、義姉からよくよく話を聞いてみると、義母のかかりつけ医があくまで可能性のひとつとして「高齢で体力も落ちてきているから夏を越せない場合もある」と発言したそう。それを義姉がやや大げさに捉えてしまったようなのです。
義母の無事を確かめることができてホッとした私たち夫婦は、ひとまず納得して義実家をあとにしました。
しかしその翌年。再び義姉から夫に連絡が入ったのです。
「母が弱っているから今度こそ会っておいたほうがいいよ。会わなかったら必ず後悔する」という内容でした。前回のことがあるので一瞬迷いましたが、さすがに今回はかなり深刻なのではと、私たちはまたしても大急ぎで義実家に駆けつけました。
しかし、義実家で対面した義母は「あらー来たのね!」と私たちを玄関まで迎えにきてくれ、去年よりも元気そうな様子なのです。そのうえ、私たちがわざわざ遠いところから来たということで義母は外食に行こうと言い出し、外出もできるほどでした。
私たち夫婦は言葉が出ませんでした。そこで義姉に話を聞いてみると、今回もかかりつけ医から「お母さんは食が細くなっています」と言われたのを、どうやら「これから食事もできなくなるほど衰弱してくかもしれない」と拡大解釈したよう。さらに義姉自身が語っていたのですが、私たちだけでなく職場の人にまで、母が危篤状態だと言わんばかりの話をしているようなのです。
私たち夫婦はため息をつきながらも、とにかく元気そうな義母の顔が見られたのだからよかったと思うことにしました。
ところがさらに翌年……またしても義姉から「母が弱っている」と夫に連絡が入ったのです!
対応に困った私たちは義姉からの電話を一度切り、義実家で義母と一緒に暮らしている義兄に連絡して状況を聞いてみることに。すると、義兄曰く「母さんの食欲が落ちてくると、医者があくまで可能性のひとつとして体力が落ちているのかもねって言うらしくてさ。毎年そう言われるたびに姉ちゃんが深刻に捉えるんだよ」とのこと。
たしかに義母は以前よりも食が細くなり、介助者がいないと歩くのも大変な様子。しかし、義姉が「もう先は長くない」と言うほどに弱っているわけでもないのです。
義母は義兄と同居しているので、本当に義母が深刻な状況なら間違いなく義兄から連絡が入るはず。そう思った私たちはその後、義姉から電話がきたらまずは義兄に確認し、そのうえで義母の様子を見に行くことにしよう、との結論に至りました。
今回の出来事から、動揺するような非常事態が起きたときにはあやふやな情報に惑わされず、まずは冷静に事実確認をすることが大切だと学んだ私たち。
きっと、義姉は心配性なだけで悪気はないのだと思います。私たちは義姉の行動に振り回されはしたけれど、彼女に対する怒りはまったくありません。ただ、もしかしたら来年も義姉からまた連絡がくるかもしれない。そう思うと、申し訳なくも今は義姉と少し距離を置き、冷静に対処できるようにしておきたいというのが正直なところです。
著者/さわ ゆき
作画/おはな
★結婚の体験談&マンガを読むならこちら
遠距離の彼氏と久しぶりに会い、高級ホテルで食事をした私。すると、彼は「トイレに行ってくる」と言ったきり、なかなか帰ってこず……。読者が経験した、「夫からの驚きのプロポーズ」について...
続きを読む私は、環境保護活動の企画運営やリサイクル事業をおこなう会社を経営し、ボランティア活動にも携わっています。そしてプライベートでは、こうした活動に賛同してくれる彼氏・A男と婚約。彼の実...
続きを読むリモートで仕事ができるようになってから、仕事部屋を持つようになった夫。ある日、夫がお昼になっても部屋から出てこないため、様子を見に行ってみると……。 在宅で仕事をする夫 新型コロナ...
続きを読む夫とは付き合って3年で結婚しました。付き合った当初、夫には結婚願望がまったくなく、ずっとこのままの状態なら別れたほうがいいのかも、と不安を感じるほど。そんな私と夫の結婚話が急に進ん...
続きを読む私はとある広告代理店で営業を担当していました。この10年でクライアントの信頼を勝ち取り、ありがたいことに営業成績はトップクラス。後輩の教育も任せてもらい、日々やりがいを感じていまし...
続きを読む保育士として働いている私は、27歳で結婚し、年子で長女、次女を出産。その後、職場復帰しました。そのため、保育園のお迎えは実母と義父母にお願いしてい …
恋人とはメールやLINEなどメッセージアプリでも日々やりとりすると思います。誤変換、誤送信など、時には「え、どういうこと!?」と戸惑ってしまうよう …
生後数カ月の子どもの面倒を見ながら、結婚記念日の料理を作り夫の帰りを待っていた私。しかし、帰ってきた夫はスーパーの袋を持っており……。 目次 1. …
目次 1. つわりと高熱のダブルパンチ 2. 義母から連絡が! 3. まとめ つわりと高熱のダブルパンチ 私が第2子である娘を妊娠中のことです。つ …
夫と結婚する前、同棲中に彼のご家族と食事をすることになり、彼の家へ行ったときのことです。そこでお盆の予定の話になりました。彼のご家族は避暑地への旅 …
結婚10周年の記念日だったことです。妻を喜ばせようと、僕は妻に内緒である高級レストランを予約しました。サプライズなので記念日当日は自然と外へ誘いだ …
目次 1. 新人の言葉に驚愕 2. A子の味方をする課長 3. 社長「会社の足を引っ張っている」 4. 謎の着信が 5. 私を追い出した会社は… …
彼氏の何度目かの浮気が発覚したある日。それを親友に相談すると、彼女は私のスマホを取って……。読者が経験した、「夫との驚きの結婚プロセス」についての …