元同級生「高級店だから、高卒は帰りな(笑)」車を見に来た僕。帰ろうとすると声をかけてきたのは…?
僕は自動車整備士の仕事をしたのち、自分で自動車関連の会社を立ち上げました。最初は大変でしたが、最近は軌道に乗り始めさまざまな企業とも取引ができるよ …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
私は、宮城県内陸部にある田舎のスーパーで働いていました。2011年3月11日の午後、最大震度7のこれまでに経験したことのない激しい揺れにスーパーの店内は壊滅状態。店から帰宅を許され、車を走らせたはいいものの……停電で信号機は全停止、大きな交差点に差し掛かったときは多くの車が事故になりそうになっている光景を見て、パニックになりました。
それでも何とか娘の小学校に迎えに行くと……娘は校庭で大泣きしながらも、お友だちに励まされ私の迎えを待っていました。私たちはお互いの無事を喜び、抱き合って大泣きし帰宅しました。
震災以降は、在宅避難生活が始まりました。しかし、ライフラインはすべて停止しスマホは電波がなくて繋がらず、ラジオも持っていません。外部からの情報や連絡が遮断され、世界は私と娘の2人きりになったようでした。
外の様子はというと、スーパーも商店もガソリンスタンドも閉店しており、街にはひと気がありません。ついには、自宅の近くに1本しかない生活道路に亀裂が見つかって車両通行止めに。車や徒歩での外出も難しくなりました。
自宅の損壊は無事免れたため自宅で避難していましたが、東北の3月はまだまだ寒く雪が降る日もあるほど。石油反射式ストーブで暖をとりつつ、停電で使えなくなった冷蔵庫の食材を取り出しては煮炊きして食べ、飲み水は近くの川から水を汲んで煮沸して使用。寒さの中で娘と2人で体を寄せ合い暖をとって、夜はろうそくの灯りで過ごしました。
当時、小学生の一人娘を持つシングルマザーだった私には交際中の彼氏がいましたが、娘が彼にあまり馴染めていないこともあり、別れたほうがいいのかな……?と悩んでいました。
そんなときに起きた大震災。「必要なものを届けてもらえないか」と交際中の彼へ連絡をしても、電波がなくて繋がらず諦めていました。しかし、東日本大震災の初日から3日が過ぎ、3月14日になった日のことです。
大小の2枚のビニール袋を持って、彼が突然わが家へやってきたのです! どうやら、試車両通行止めになった道をはるばる歩いてきてくれたとのこと。お互いに無事だとわかって、私たちは心の底から安心しました。
彼に訪問理由を尋ねると、小さいビニール袋を私に手渡しながら「今日はホワイトデーだから。スーパーも商店もほとんど閉まっていて、何軒も駆け回ってやっと1軒だけ小さなお店を見つけたんだよ。そこで、ほんの少しだけどお菓子があったから。少ないけど、娘ちゃんと2人で分けて食べてね」と言うのです。
「ホワイトデーだから」との口実でしたが、彼は私たちが不安になっているだろうと思って、安心させに来てくれたに違いありません。大きいほうのビニール袋にはいろいろな食材も入っており、彼は言葉通り何軒ものお店を回ってきてくれたようです。私も娘も、彼が来てくれたことで不安や恐怖が解消され、心の底から安心できました。
人生の中で、あんなに安心した日は過去にもこれからもないのではないかと思います。娘もとてもうれしかった様子で、それ以降、彼に懐くようになりました。それから2年後、この出来事が後押しとなって彼と結婚することができました。人生は本当に何が起こるかわからないと思いましたし、私の人生の中でもとても印象に残った出来事です。
著者/桜井 いずみ
作画/しお
★結婚の体験談&マンガを読むならこちら



























私たち夫婦の結婚が決まったのは、新型コロナの時期でした。お互いに家族は他県に在住していたこともあり、結婚あいさつは双方の両親ともリモートでおこないました。その後結婚し、感染症も落ち...
続きを読む私には年齢が8歳離れた弟がいます。そんな弟が婚約することになり、私は自分のことのようにうれしく思っていました。けれど彼の婚約者が……。 ★ムーンカレンダーで注目を集めた「スカッと体...
続きを読む私は新たに所属部署へやってきた同僚に頭を悩ませていました。高学歴な彼女は、ことあるごとに学歴自慢。しかも高卒の私を見下していて……。 ★ムーンカレンダーで注目を集めた【スカッと】記...
続きを読む私は夫と一緒に一軒家で暮らしていました。念願の子どもを妊娠し、「これからは3人家族になる!」と楽しみにしていたのですが、そんな中、夫の会社の業績が悪化し減給に。そこで、資格やスキル...
続きを読む私はとある大手の商事で会社員をしている42歳。数年前、社長に頼まれて支社に出向し、業績改善が実現したためこのたび本社に戻ることに。「本社でもまた頑張って働かなくちゃ!」と、私はヤル...
続きを読む僕は自動車整備士の仕事をしたのち、自分で自動車関連の会社を立ち上げました。最初は大変でしたが、最近は軌道に乗り始めさまざまな企業とも取引ができるよ …
私が28歳の誕生日を迎える日、彼と2人で温泉旅行に行くことになりました。いつもより少し豪華な旅館を予約してくれていた彼。プロポーズはそろそろかなと …
私の父親に、結婚のあいさつをしに行った私と彼。彼はとても緊張しており、思わぬ失敗をしてしまい……。読者が経験した、「結婚のあいさつでの予想外のハプ …
仕事でしばらく地方に行くこととなった僕。妻と相談のうえ単身赴任することにしました。家を出る当日、妻に送り出された僕でしたが、忘れ物に気づいて家に引 …
結婚式の最中、ゲストたちに注がれるがままにお酒を飲んでいた夫。私は「そんなに飲んで大丈夫?」と心配していたところ、案の定……。読者が経験した、「結 …
目次 1. 後輩の結婚相手は…元夫!? 2. 後輩に連絡を取ると… 3. 元夫の秘密をバラすことを決意 4. 数日後、後輩から届いた連絡には 元夫 …
夫と付き合って間もないころ、彼の地元へ遊びに行くことに。急きょ、彼から食事に誘われたのですが、向かった先が……? 読者が経験した「結婚の挨拶で驚い …
目次 1. 転職に反対する義両親 2. 子どもが生まれると… 3. まとめ 転職に反対する義両親 現在の夫に、プロポーズしてもらったときのことです …