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においへのこだわりが強い夫が自分の実家から持ち帰ってきたある物。それが原因で、私はブチ切れてしまって……!?
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においに鈍感な私に対して、夫はにおいに非常に敏感です。自分自身の体臭にも敏感で、仕事から帰ると「自分の靴がくさい」と言って、私が気づかないようなにおいにも反応を示すことも。においへのこだわりが強いようでした。
そんな夫がある日、自宅でお香を焚こうと実家から白檀や鎮香といった和風の強い香りがするお香を持ち帰ってきました。
その香り自体は好きだったのですが、部屋の布製品や壁などにも香りがしみついてしまいそうなくらい残り香が強いことが気になっていました。
また、自宅は建てて1年にも満たない新居。強い香りが新居に染みつくのが嫌だったのと、すでに別のルームフレグランスを置いていたため、まったく違うにおいのするお香を焚こうとする夫の気持ちが私には理解できませんでした。
夫には「子どもたちはにおいに敏感だし、壁に香りがついてとれにくくなるから困る。せっかく置いているルームフレグランスも無意味になるから、どうしても焚きたいなら実家にいるときに楽しんでほしい」と提案。少し不服そうでしたが、夫は「わかった」と返事をしてくれました。
その後、私は自分の実家に用事があったため、子どもたちと日帰りで帰省をすることに。そのとき「くれぐれもお香は焚かないでね」と夫に釘を刺して家を出たのですが……。
夜に帰宅すると、例のお香の香りがしたのです! 夫は何事もなかったかのように出迎えてくれましたが、私は怒り心頭。あれほど焚くなと言ったお香をなぜ焚いてるのかと問いただしたところ、「忘れてた」と言って、謝りもしません。
お香のにおいは、玄関だけでなくリビングや二階にも充満していました。反省する様子もない夫に「あんなに注意したのに忘れていたなんて」と私は怒り、部屋中の窓を開けて消臭剤を設置することに。
最終的には「悪いことをした。ごめん」と謝ってくれましたが、夫の行動にモヤモヤしてしまいました。
お香のにおいは半月ほどで消えて気にならなくなりました。ただ、夫は約束したことや自分の発言をすぐ忘れたり、自分の都合のいいように言い訳をしたりと、それが原因で喧嘩になることもあるので改善してほしいなぁと思っています。
著者/まさの
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