自分勝手な幼なじみの結婚式に参加。当日「なんで誰も来ないの!?」彼女の自業自得な結末とは
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11年の交際の末、結婚を決めた私たちは結婚式を心から楽しみにしており、忙しく式の準備を進めていました。しかし結婚式直前、思いもよらないことが起きたのです。
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ようやく結婚が決まり、式場巡りを始めた私たち。花嫁である私よりも彼のほうが張り切っていて、「結婚式の主役は新郎の俺だ!」と言いながらとても楽しそうでした。
衣装選びや式プランの選択、和装での前撮りなど、忙しくも楽しい時間を過ごしました。衣装選びの際、彼は何度も着替え自分の姿を鏡に映しては私に「ねえねえ、どっちがいいかな?」とウキウキしていたのを覚えています。
結婚式を2週間後に控えたある日の朝のことです。その日、彼は私の家に泊まっていました。すると彼の携帯に彼の叔母さんから電話が。「昨夜、お父さんが倒れて病院に運ばれた」と言うのです。急いで病院に駆けつけると、義母が泣き崩れていました。
義父は脳梗塞で倒れてしまったのです。幸い、命に別状はありませんでしたが左半身に麻痺が残ってしまいました。ベッドから起き上がれない状態の義父は結婚式に出席できません。結婚式の挨拶の練習を一生懸命していた義父の姿を見ていたので、いたたまれない気持ちでいっぱいでした。
さらに悲しい出来事が続きます。まだ寝たきりではあったものの義父の容態が安定したころ。今度は私の祖父が脳梗塞で倒れたのです。私はおじいちゃんっ子で、祖父は私の結婚式を誰よりも楽しみにしていました。少し前まで、祖父は2日にいっぺんは電話をしてきて、「お小遣いは足りているか」「お祝いたくさん用意したぞ」と、元気な声を聞かせてくれていたのに……。
病院に着き、意識のない祖父を目にした途端、涙がとめどなく溢れてくる私。そばにいた叔母から「花嫁さんがそんなに泣いたらダメよ」と諭され、母親に「おじいちゃんは大丈夫だから」と励まされましたが、つらくて心が折れそうでした。
1週間後、予定通り結婚式当日を迎えました。華やかな雰囲気の中、純白のウェディングドレスに身を包み、メイクをしてもらっていると、悲しい出来事が夢であってほしいと思わずにはいられませんでした。結婚式という人生の晴れ舞台を歩んでいても、心の片隅には暗い気持ちが残ります。それでも式に参加してくれるみんなの顔を見ているうちに、自然と笑顔になることができました。
そして彼も、同僚や友人に祝福されながら幸せな時間を過ごしていましたが、お酒が入ると我慢できなくなったのでしょう。余興の最中に手で顔を覆って泣きだしてしまいました。彼の友人たちがそれに気づき、集まって励まします。私も泣き出しそうでしたが、とにかく笑顔でいないと思い必死にこらえました。
祖父が座るはずだった席を見ても、そこには誰も座っていません。幸せだけれど切ないそんな瞬間でした。義父がするはずだったスピーチは私の父が代読し、新郎である夫はかなり酔ってしまいましたが、無事に挨拶を終え式は終了。最後のほうは、私たちだけでなく会場にいたみんなが泣いていて、あたたかい拍手をいただきました。
式から半年後、私の祖父は他界しました。義父は左半身に麻痺が残りましたが、今でも元気です。式から20年以上経ちますが、あのときの複雑な気持ちは忘れられません。結婚式後に撮ってもらった新郎新婦の写真には、泣きすぎて目を腫らし、鼻を真っ赤にした夫とそれを見て笑っている私の姿があります。悲しさや不安でいっぱいでしたが、ゲストの方々のあたたかい想いに救われた、忘れられない結婚式となりました。
著者/山崎聖美
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