夫婦旅行でおいしい地酒を満喫⇒翌朝、私が夫に全力で謝罪した驚きの理由とは!?
夫と旅行に行き、夜は地酒を満喫した私。しかし、ついつい飲み過ぎてしまい、気がつくと立っていられないほど酔っ払ってしまい……。 目次 1. お酒を満 …
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私と夫の仲は良好です。娘の前でも抱き合ったり、ときにはキスをしたりして、「パパとママは仲がいいんだよ」というアピールをしています。両親の仲がいいことで、子どもも自然と笑顔になるのでは? と、考えているからです。
私は子どものころ、父と母の喧嘩を見てとても不安になり、怯えていた記憶があります。娘には私のように思いをさせたくないので、仲のいい場面を積極的に見せているのです。
このような私たちですが、私は付き合ってからずっと、夫に「あること」を言っていません。それは、愛の言葉。「好き」「大好き」「愛してる」といった言葉を、私は夫に伝えたことがありませんでした。
恥ずかしいうえ口にすると重たいイメージがあり、思ってはいるものの、なかなか言えずに過ごしてきたのです。
しかし、ある夜のこと。夫と晩酌をしていたのですが、かなり酔っぱらってしまい、その流れでセックスをすることに。そして、酔った勢いで私は「あなたのことが……好き」と言ってしまったのです。それも、何度も何度も。
夫は驚きながらもかなりうれしかったようで、セックス中やそのあとも、「俺も好きだよ」と何度も言ってくれました。振り返るとかなり恥ずかしい夜でしたが、行動だけではなく、言葉で愛情を表現することも大事だなと思いました。
これまで絶対に、愛の言葉だけは言ってきませんでした。しかし、お酒に酔った勢いで、それもセックスの最中に「好き」を連呼してしまった私。
酔ったときに人の本性が出るとも言いますが、私は本心では夫のことをかなり愛しているのだと思います。初めて自分の本性に触れた気がして、なんだか感慨深いなと思いました。
著者/花山花子
作画/霜月いく
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