「結婚してくれる?」彼氏が指輪の箱をパカッ⇒2人して暗闇を這いつくばることになったワケ!
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今回紹介するのは、結婚相談所で婚活をしていた30代前半の女性の実体験です。結婚相談所で出会いを求めていた女性は、あるとき30代後半の男性とのお見合いが決まったのですが……。結婚相談所の代表を務める来島美幸さんから、婚活で本当にあった衝撃的な話を教えてもらいました。
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監修/来島美幸(結婚相談所Presia代表・婚活アドバイザー)
婚活業界に携わり10年が経過しました。私には、200名以上の会員様のサポートをおこない、1,000名以上へ婚活アドバイスをした「経験」があります。現在は「成婚プログラム」で理想をロジカルに叶える結婚相談所を運営しております。
結婚相談所で知り合った30代後半の男性とお見合いをすることになった女性。ちなみにこの男性は整った顔立ちで体型もスラッとしており、高学歴かつ高年収。プロフィール写真はとてもやさしそうな印象で、家柄が良さそうな感じが伝わってきます。そのため、男性は多数の女性からお見合いを申し込まれていて、いわば「選び放題」のような状況だったのですが、過去には一度も「お見合い」の次のステップである「仮交際」に進んだことがないそうです。
結婚相談所での「お見合い」とは初回の顔合わせのことで、大抵はホテルラウンジなどで昼間にお茶や食事をするケースが多いです。今回の場合も、ホテルラウンジでお茶をすることになりました。そして約束当日、集合した2人はコーヒーなどを飲みながら自己紹介や趣味の話、家族の話などで談笑し、しばらく穏やかな時間を過ごします。
しかし彼と話している間、女性はなんとなく違和感を覚えてソワソワしていました。周囲からただならぬ視線を感じたのです。
女性が異変の正体に気づいたのは、何気なく周りの様子を伺っていたときでした。
少し離れたテーブルに、紙の新聞紙を広げている老人がいたのですが……なんと、その新聞紙には穴が空いていたのです! そして、老人がその穴からじっとこちらを見ていることに気づきます。
あまりに信じられない状況に、思わず「えっ!?」と声を漏らしてしまうそうになる女性。「老人と目が合ったらまずい」という危機感もあって、女性ははじめこそすぐに目を逸らしたそうです。しかし、その後も相手にバレないようにしながら、何度かチラッチラッと老人の様子を盗み見ていると、老人の持っている新聞紙には確かに穴が空いていて、老人はその穴からじーっとこちらを見ているのです。
理解不能な状況にどうすればいいのかわからず、女性は男性に「変なおじさんがいるんだけど……あのテーブルを見て」と小声で告げました。すると、彼からはとんでもない言葉が返ってきたのです。
「あぁ、あれは僕のお父さんだよ」
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