「別れて」彼女に告げられ婚約破棄に。「金持ち」だけで相手を選んだ彼女…その皮肉な結末とは
僕は、結婚を約束していた女性から、「別の人からプロポーズをされたから別れて」と言われ、婚約解消したことがあります。「別れて」と言われた際は、戸惑い …
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周りの結婚ブームに焦りを感じ、私が婚活を始めたのが24歳のときでした。「行動あるのみ!」と時間の許す限り合コンや婚活パーティーに顔を出し、婚活4年目に突入してからはマッチングアプリもフル活用。そしてよ礼儀正しく気の合いそうな1つ年下の男性と出会ったのですが……。
ムーンカレンダーで注目を集めた【婚活・出会い】記事⇒「え…何?」婚活パーティーで初対面の男性から全身をじっと見つめられ…衝撃的なひと言が
周りの結婚ラッシュに焦りを感じた私は24歳のときに婚活をスタートし、「行動しなきゃ始まらない!」と、合コンや婚活パーティーに積極的に参加しました。ところが、気合いとは裏腹にご縁はなく……気がつけば28歳を過ぎて婚活4年目に突入。「若いね~」「かわいいね~」とチヤホヤしてくれる男性の数も減ってきて、婚活の場ではだんだんと居心地が悪くなってきました。
一緒に活動していた婚活仲間からは「結婚しました!」との報告が次々に入り、なかなか良縁に恵まれない私は追い打ちをかけられてしまい、次第に婚活は諦めモードに。
そんなときに始めたのがマッチングアプリです。年齢や居住地など譲れない条件を基に、アプリがある程度相手をふるいにかけてくれるため、私も相手も一定の条件を満たした状態でスタートできますし、対面とは違って興味のない人と気をつかいながら会話をしなくていいので、アプリは面倒くさがりな私の性に合っていました。
ただ、登録者の中にはサクラや営業目的の人もいると聞いているので、人選は慎重にしていました。
アプリを使ってもなかなかよい出会いがなく、「そろそろやめようかな……」と思いだしたころ。ようやく気の合いそうな人とマッチングしました! お相手は1つ年下の27歳。アプリ内でメッセージを何度もやりとりするうち、「年下だけど礼儀正しく、かつ壁がないような印象でしゃべりやすいな~」と思うように。
「実際に会おう!」となって、初めてのデートは超ドキドキでした。就活の面接時よりも手汗をかき、緊張MAXだったのですが、とりあえず、私がお酒好きだったので居酒屋へ行くことになりました。
お酒が入ったことで緊張がほぐれ、彼もお酒が好きなこと、学生時代は野球部だったこと、今は不動産の仕事をしていることなどを、楽しくおしゃべり。次回は3週間後に会う約束もして、その日はルンルン気分で帰りました!
帰宅後もメッセージのやりとりが続いたのですが、デート翌日に彼から突然「来週末も会いたいな」とのお誘いが! 浮かれていた私は急きょ、初対面から1週間後にカフェで再び彼と会うことになったのです!
約束当日。彼に呼び出されたカフェに着くと、彼はすでに座って待っていて、スーツ姿でパソコンを開いています。不動産の営業をしていると聞いていたので、「週末も仕事で忙しい合間を縫って会ってくれているのかな?」と思いながら、私はご機嫌に抹茶オレを注文。すると、急に「今日、会わせたい人がいるんだ」と彼が言い出したのです!
「え? 誰?」と聞き返しても、はぐらかされるばかり。そして数分後に現れた、彼と同じくスーツ姿の上司らしき人は、彼の隣に座るや否や、私に向かって「不動産経営に興味があるんだって?」と言い、紙とペンを取り出して「都内のマンションを買って資産運用しましょう」と話をしはじめたのです! その後、彼の上司らしき人からの話は、私が口を挟む隙などまったくなく、延々2時間も続きました。
その間、私は何度も彼に視線を送りますが、彼は上司のほうを向いて「うん、うん!」と頷くばかり。その姿に腹が立ったのと、騙されて悔しいという思いが入り混じり、私はただただ早く解放されて家に帰りたいという一心でした。
2時間後、上司が「ここまではメリットしか話さなかったけど、もちろんデメリットもあるよ。それでも聞きたいっていう気持ちが強かったら続きを話すけど、どうする?」と聞いてきたので、私は「帰ります!」とだけ答えて1000円札をテーブルにバン!と叩き置いて去り、一目散に駅へと向かいました。
帰りの電車に揺られながら、モヤモヤした感情が広がっていきます。「そもそも不動産経営の話を聞きたいなんてひと言も言ってないし! 私の貴重な休日を返せ! 騙されて悔しい!」いい関係になれたかと思いきや彼に騙されたとわかり、思わず涙がこぼれました。
マッチングアプリということもあって、より慎重に人選し、何度もメッセージを重ね、やっとこぎつけた人だったのに、そんな人に騙されてしまい……精神的ダメージはすさまじかったです。初回の楽しかった居酒屋デートも騙すための演技だったのかと、あとになって思い、このことがあってしばらくは人を信じられなくなりました。
一度会っただけの人もカウントしたら、婚活で出会った男性はゆうに1000人は超えていると思います。「あのころの私、バイタリティすごかったな~」と自分ごとながら感心してしまいました。いろいろな人と出会い、時にはこのように騙されかけ、さまざまな経験をしたからこそ、人を見る目はすごく養われたと思います。
おかげで、現在は結婚して一児の母に。夫とは、その後のマッチングアプリで知り合いました。運命の人と出会うためには、やっぱり行動あるのみですね。今後も、良いことと悪いことのどちらも経験するでしょうが、すべて人生の糧にしていきたいです。
文/上木田ペンさん
イラスト/アゲちゃん
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