「豪華な結婚式に、ババアは場違いですよ」略奪女からの一言。でも彼女が媚びたい「社長夫人」は…
1年前、私には婚約していた彼がいました。しかし、彼との結婚のため会社を退社することとなった際、会社の後輩から「先輩の婚約者と結婚することになった」 …
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25歳のとき、交際していた彼からプロポーズを受け結婚が決まりました。結婚式の準備は順調に進み、何の不安もなく楽しみにしていたのですが、招待客を決める際に、彼から思いもよらぬ質問が!
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私が25歳のとき、お付き合いしていた彼からプロポーズ! その約1週間後には結婚式場が決まり、それ以降も結婚式に向けての準備は順調に進んでいきました。
式場決定から半年ほど経ったころ。招待客を決める段階に差しかかりました。お互い、親族だけでなく職場の上司や同僚、学生時代の友人も呼ぶと決めていたのです。そのとき彼は、私にこんな質問をしてきました。
「元カノ呼ぶけどいい?」
私はあ然としました。「普通はノーでしょ。そんなこと聞いてくるなんてどうかしちゃった?」と。でも一方で、「お互いに異性の友だちを呼ぶことは了承しているし、式はやりたいようにさせるほうがいいのかな」との思いも……。しかし、彼は私が葛藤しているなんて思ってもいないのでしょう。さらには「サークルのみんなを招待して、その子だけ招待しないのは変だから招待したい」と言ってきたのです。
私からすれば、元カノを呼ぶほうが変ですし、花嫁の気持ちを差し置いてサークルの和を優先することにも腹がたちます。「どんな神経してるの?」と彼の思考を疑いました。
なんとも言えないモヤモヤとした気持ちを抱えながらも、結局、私は元カノを呼ぶことを許可しました。愚かだとは思いますが、披露宴でおこなう余興をほぼ彼に任せていたので、その負い目があったのです。そうとは知らずに彼は「イエス」の言葉を額面通りに受け取って、元カノを招待しました。
その後も淡々と準備は進みますが、私の中からモヤモヤは消えません。むしろ一段と大きくなりました。きっかけは、私が担当した披露宴で流す生い立ちムービーの編集。彼と元カノが写った写真が何枚かあったのです。サークルの集合写真ではありましたが、何時間もかかる編集作業の間、ずっとその写真を見ているうちに、だんだん結婚式が憂うつになってきて……。
編集で写真を見るたび雑念がチラつき、泣きながら実家の母に電話したこともあります。彼のお母さんからも彼あてに電話が入り、「元カノは招待するの?」「それで彼女は大丈夫なの?」と私を心配する声がなんとなく聞こえてきました。ほかにもいろいろ聞かれたようですが、彼は「知らん」とか「さあ……」という返事ばかり。ショックでしたが、彼のお母さんが本気で心配してくれたことが救いでした。
元カノから出席の返事が返ってきて、さらに結婚式が憂うつになり、気がかりもできました。それはブーケトス。「もし元カノがブーケを取ったらどうしよう……」と不安になったのです。そこで私は式場の人にワケを正直に話し、ブーケトスでは新郎側と新婦側の招待客が混ざらず、それぞれでまとまるように誘導。トスは新婦側の招待客に向かって投げられるよう裏工作をすることに。このときにはもう、元カノ以外の新郎側の招待客はどうでもよくなっていました。
そして結婚式当日。生い立ちムービーの写真で何時間も目にしてきた元カノの顔ですが、直視するのはつらく、ちゃんと見られません。問題のブーケトスは、不安と緊張から1投目は誰もいないところに落下してしまいましたが、2投目は無事に高校時代の友人がキャッチ! きっとこれが、この日一番の感動だったと思います。
披露宴では、腹いせとばかりにちょっとした仕返しをしました。テーブルラウンドのとき、新婦側の招待客には笑顔で回ったのですが、新郎側では一切笑わずに回ったのです。元カノがいるテーブルだけでなく、新郎側すべて。後日、写真を見比べてみると、その差は一目瞭然! こうして披露宴は終了しました。
ゲストが退場するとき、新郎新婦からプチギフトを手渡すのですが、ふと「元カノにはどんな挨拶するんだろ……」と気になっていると、交わした言葉が「またね」!「君らには“また”の機会があるのか……」と愕然としました。
式が終わってからもサークルのみんなはロビーに留まっていたようで、彼もそこに加わってしばらく歓談。ようやく戻ってきた彼は「久しぶりにみんなと会えてよかった!」とうれしそうでしたが、私は「元カノと会えて甘酸っぱい恋愛でも思い出したのかな……?」と、いらぬ邪推をしては、しばしば落ち込んでしまいました。
こんな1日だったので、私の中の結婚式はあまりいい思い出ではありません。ビデオや写真を見返すのもしんどいです。でも、そんなこと彼には言えません。だって、元カノの招待を許可したのは私。責任は自分自身にあります。それでも「あのときなんでイエスって言っちゃったんだろう……」って後悔は今も募ります。
結婚式は絶対しなければいけないものではありません。ですが、やると決めた以上は、彼に遠慮したり我慢したりしないで、もっとワガママを言ってもよかったと思いました。結婚式での後悔は一生モノなんだと痛感しています。
今回のことは、ある意味、私と彼の元恋人に対する価値観の違いから起こったこと。価値観が合う合わないは、結婚するうえでとても重要だと、しみじみ感じました。
とは言え、子どもが生まれ、マイホームも手に入れた今は、結婚生活はおおむね順調です。彼が家事をほとんどしないなど不満に思うところもありますが、彼の子ども好きなところを見ると「結婚してよかった」と素直に思います。完璧な夫はそうそういないでしょうし、私だって完璧とは言えないので、お互いさまというか、「まぁ、こんなもんなのかな」と感じています。
文/水瀬律さん
イラスト/すうみ
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