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わが家には1歳の子どもがいるのですが、思った時間になかなか寝てくれません。寝かしつけに難航して、時には日付を超えてしまうこともありました。そんなとき夫が……!?
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わが家では仕事で朝が早い夫に代わって、子どもの寝かしつけは私が担当しています。できれば21時ごろには眠ってほしいのですが、すんなり寝てくれることはあまりありません。
日中に公園でお散歩したり、寝かしつけのときは部屋を暗くしてみたりと試行錯誤しているのですが、なかなか眠ってくれず、時には夜中に泣き叫んでしまうことも……。
寝かしつけは夫婦の寝室でおこなっているため、横で夫が寝ているのですが、夜中に子どもが泣き叫ぶと夫は「子どもの声がうるさい!」「俺が眠れないから早く子どもを寝かせてほしい」と怒るのです。
翌朝に備えてゆっくり休みたい気持ちはわかりますが、大変な寝かしつけをひとりでしているときに一方的に怒られて、私は納得がいきませんでした。
そんなある日、夜中に泣き叫ぶ子どもをあやしている私に、夫が「寝かしつけの方法がよくないんじゃないの?」「昼寝のさせすぎだろ」と言ってきたのです。
「寝かしつけの方法がよくない」と言われても、わが子がよく眠れるように私はいろいろなことを試して工夫していましたし、昼寝はだいたい1日2〜3時間程度で、気持ちよさそうに眠っている子どもを無理やり起こすのも気が引けます。
自分は寝かしつけを経験したことがないのに、文句を言ってくる夫にふつふつと怒りが込み上げ「そんなに言うならあなたがやって!」と夫と子どもを寝室に残して、この日はひとりで眠ることに……。
それから約1週間、やや強引ではありましたが夫に寝かしつけを任せることになったのです。
1週間後、夫の感想は聞きませんでしたが、どうやら寝かしつけに苦戦していたようです。その後、寝かしつけの担当はまた私に戻りましたが、夜中に子どもが泣き叫んでも夫が文句を言うことはなくなり手伝ってくれるようになりました。
子どもの寝かしつけを実際に経験することで、大変さを理解してくれたようです。
寝かしつけを任せた期間は、夫に寝かしつけの大変さを理解してもらえただけでなく、ひとりでゆっくり眠ることができた、まさに一石二鳥の期間でした。
この出来事で、相手にわかってもらえないことがあるときには、実際に経験してもらうことが有効だと感じました。これからも子育て中に夫とぶつかったら、まずは経験してもらおうと思っています。
著者/やん子
イラスト/マメ美
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