親に縛られた人生。親の希望ではない「自由な人」との結婚を決めたら…家族の縁が切れることに?
私は現在、10年付き合い結婚した夫と穏やかに暮らしています。しかし、こうなるまでにはいろいろな葛藤や、乗り越えなければならない壁がありました。 目 …
ムーンカレンダー 生理・恋愛・美容 女性のリアルを毎日お届け♪
私たち夫婦は、お付き合いを始めて2カ月後にはすでに結婚を意識していました。そのため、結婚後の生活についてはもちろん、理想のプロポーズについても、話をする機会が何回かあったのです。その結果、彼は私の理想とするプロポーズを実現してくれたのですが……実際のプロポーズ時に、まったく予想していなかった展開になってしまったのです。
ムーンカレンダーで注目を集めた【結婚プロセス】記事⇒38歳、生涯独身。そう思っていた私が結婚したのは…「言葉も交わしたくない」嫌いなタイプ!?
付き合って1年が過ぎたころ、彼と電話をしていると「実はプロポーズをする日はもう決めてあるんだ」と打ち明けられました。「たぶんあの日だろうなぁ」と気づいた私は、理想のプロポーズのシチュエーションを彼に伝えることにしました。
「できる範囲でやってくれるとうれしいな」と前置きをした上で、
・花束や指輪はいらない
・プロポーズの言葉のときに跪かない
・周りを巻き込まないよう、公衆の面前ではなく2人きりの状態でしてほしい
と、彼にお願い。周囲の注目を浴びるのが苦手な私にとって、周りを巻き込まないようひっそりとプロポーズしてもらうのが理想だったのです。それに対し彼は、「なるべく頑張るね」と笑いながら答えてくれました。
そして迎えたプロポーズ当日。プロポーズは予想していた通り、私の誕生日にしてくれました。その日は誕生日のお祝いということで、彼が働いているホテルにあるフレンチレストランでディナーを楽しむことに。
レストランからはきれいな夜景が一望でき、私たち以外にも数組のカップルが食事を楽しんでいました。ディナーをいただいて彼の同僚とお話をしていると、別のスタッフの方から「せっかくのお誕生日なので、夜景がもっときれいに見える場所をご案内しますね」と声をかけられました。急に静かになった彼に、私が一方的に「ここよりもっと夜景がきれいに見える場所があるんだね」と話しかけながら移動していると……到着したのは、ホテルにある荘厳なチャペル!
彼の職場は結婚式もできるような大きなホテルなのですが、チャペルはレストランとは別の階にあるため、私がチャペルに足を踏み入れるのは初めてでした。そして、チャペルに入ったあと、彼が緊張した面持ちでプロポーズをしてくれたのです。
普段の彼は、とても冷静かつ何でもそつなくこなす人なので、緊張している姿は今まで見たことがありませんでした。そんな彼が、きれいな夜景が見えるチャペルというロマンティックな場所で、私の目の前でとてもドキドキした表情で立っています。
その様子が新鮮すぎてなぜだかとても面白く感じてしまい、プロポーズの言葉を告げて私の返事を待っている彼の前で、私は手を叩きながら爆笑してしまったのです。「プロポーズをされたらうれし涙を流して返事をしたい」という私の理想の展開は叶わず、ロマンティックな雰囲気を台なしにしてしまいました。
「こんな私ですが結婚しても本当に後悔しませんか?」と、なおも笑いながら彼に尋ねると、「あなたの性格をわかってプロポーズをしてるので大丈夫です」と冷静に返され、私たちは無事に婚約することとなりました。
プロポーズで爆笑されても、呆れなかった彼には本当に感謝しています。後日わかったことですが、そのホテルにはレストランとチャペルでのプロポーズがセットになったプランがあり、彼はそれを利用したようです。「ホテルのプランなら周りを巻き込まずにプロポーズできるだろう」と彼なりの考えだったようで、私の理想通りのプロポーズを実現してくれました。
そして、同じレストランにいた他のカップルもそのプランを利用していて、私たちのあとにも続々とチャペルでのプロポーズがおこなわれたそうです。今ではロマンティックとはほど遠い平凡な日々を送っていますが、プロポーズしてもらったときのうれしい気持ちと少しの反省を忘れずに、これからも彼と楽しい毎日を過ごしていきたいです。
著者/西山百々
イラスト/おんたま
★結婚の体験談&マンガを読むならこちら
第2子(女の子)が生まれたとき、夫に出生届を書いて区役所に提出しに行ってほしいと頼みました。すると、区役所に出かけた夫から、慌てた様子で電話がかかってきて……。読者が経験した「パー...
続きを読む私と夫は、結婚して今年で6年になります。毎日出勤する夫に対し、在宅ワークの私は家にいる時間が長く、おのずと家事を担うことが多いです。それでも、家にいるときは、率先して家事をやってく...
続きを読む私はとある大手の商事で会社員をしている42歳。数年前、社長に頼まれて支社に出向し、業績改善が実現したためこのたび本社に戻ることに。「本社でもまた頑張って働かなくちゃ!」と、私はヤル...
続きを読む長いことシングルマザーとしての日々を送ってきた私。結婚紹介所やアプリを頼りに自分のパートナー探し、子どもの父親探しを頑張ってきたのですが、いつも空振り。ここまで良縁に見放されると弱...
続きを読む結婚する前も結婚した後も、継続して続けている趣味がない私。夫も特に趣味はないようで、音楽を聴いたりドライブをしたりとその時々でいろいろなことを楽しんでいました。そんな夫があることに...
続きを読む私は現在、10年付き合い結婚した夫と穏やかに暮らしています。しかし、こうなるまでにはいろいろな葛藤や、乗り越えなければならない壁がありました。 目 …
朝早く起きることが苦手な私は、ギリギリまで寝ていたいため独身のころから朝ごはんを食べなかったり、食べても菓子パンやスープなど軽めの食事で済ませたり …
新婚時のエピソードです。結婚前、私は実家暮らし、夫はひとり暮らし。結婚をきっかけに一緒に住むこととなり、それぞれの場所から新居へ引っ越すことになり …
息子が結婚する予定の彼女を連れてきたときのことです。息子によると、彼女はとても恥ずかしがり屋だそう。悪い子ではないようですが、私はある点が気になっ …
あるとき、学生時代の友人たちと久しぶりに会う機会がありました。それぞれが異なるライフスタイルを持っていて、話の内容もさまざま。そんなとき、友人から …
彼と同棲するため、引っ越し作業をしていた私。すると、彼がいきなり「大事な話がある」と言い出し……。読者が経験した「プロポーズでのびっくりしたエピソ …
夫と結婚式を挙げた私。指輪交換の際、私は間違えて自分の指輪を夫にはめようとしてしまい……。読者が経験した「結婚式での予想外のハプニング」に関するエ …
私は25歳のとき、12歳年上の看護師の彼と結婚。ひと回り年上の彼が大人に見えた私は、「この人と結婚したら幸せになれるはず!」と思い込んでいました。 …