「足を引っ張っている」新入社員が原因で退職に追い込まれた勤続10年の私。その夜、謎の着信が…！？
私はとある広告代理店で営業を担当していました。この10年でクライアントの信頼を勝ち取り、ありがたいことに営業成績はトップクラス。後輩の教育も任せて …
25歳の私は、同い年の彼氏のことが大好き。結婚も意識し合っていますが、少し気になることがあります。それは、彼の幼なじみの女の子の存在で……。
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デートに乱入してくる幼なじみ
同い年の彼氏と交際を始めて1年が経ちました。最近は結婚の話も出ており、幸せな毎日を送っています。けれども、私にはある悩みがありました。それは、デート中に偶然を装って現れる彼の幼なじみの存在です。
彼女は彼のことが好きなようで、毎回現れるたびに「会いたかった！ 早く2人きりになりましょう」と勘違い発言を連発するのです。彼が「彼女と別れるつもりはないから」と言っても、聞く耳を持ちません。
幼なじみには話が通じないとあきらめた私たちは、彼女が目の前に現れると逃げることに。それでも幼なじみは、「もう、恥ずかしがり屋さんなんだから」と盛大に勘違いをするのでした。
そんなある日、彼は高校時代の同級生たちとの飲み会に参加します。すると、誘っていない幼なじみが席に座っていてびっくり。どうやら幼なじみは、同級生のSNSを見て飲み会のことを知り、押しかけてきたようです。嫌がる彼にお構いなしでベタベタとしつこく付きまとう幼なじみを見て、他の参加者たちもドン引きしていました。
そして飲み会の翌日、私は彼のスマホに怪しいGPSアプリが入っているのを発見します。彼もインストールした覚えはないといい、嫌な予感からすぐにアプリをアンインストールしました。
幼なじみが彼の子を妊娠！？
しばらく幼なじみの待ち伏せは途絶えていましたが、飲み会から3カ月後、彼の電話に突然、彼女から着信が。
「もう、GPSアプリ消さないでよ〜！」
やはり、GPSアプリは幼なじみが勝手に入れたものだったよう。アプリで彼の位置情報を確認し、私たちのデートに乱入していたのです。そして幼なじみは衝撃的な話を始めます。
「それより、ついに夢が叶うわよ。あなたの子を妊娠したの。早く籍を入れましょう！」
突拍子もない報告に唖然とする彼でしたが、「俺、もう結婚してるけど？」ときっぱり。先日、私のおなかの中に赤ちゃんがいることがわかり、私たちはすぐに籍を入れたのです。それを聞いた幼なじみは、信じられずドッキリだと主張。
「そんなサプライズはいらないから！ 3カ月前の飲み会のあと、酔っぱらった私を介抱してくれて結ばれたじゃない！ 赤ちゃんはあのときできたのよ」
私が彼に説明を求めると、どうやらひどく酔っ払った幼なじみは、介抱してくれた居酒屋のアルバイト店員を彼だと勘違いし、そのままホテルに2人で入っていったよう。子どもはその店員との間にできたのでしょう。
ワーワーとわめく彼女に彼は、「これ以上俺たちに付きまとったら、警察に通報することになるからな！」と宣言し、かまわず電話を切りました。
